内藤雄士コーチが著書「1分で上手くなるゴルフのキーワード」で、パットにおける左手首の注意点を指摘されています。
重要なポイントなのですが内藤コーチによると、気づいていない人も意外と多いようです。
Amazon
1分で上手くなるゴルフのキーワード
同書の134~135ページから、一部を抜粋して紹介します。
「ストローク中に左手甲を折らない(角度を変えない)」芯を外さないために
その注意点とは「左手甲の角度を変えないこと」です。
パットのストロークを安定させるには技術ももちろん大事ですが、心構えも大きなポイントになります。
そのひとつが、「左手甲の角度を絶対に変えない」ことです。
左手甲の角度を変えないというのは、左手首をルーズに使わずに、ストローク中に左手首が甲側に折れないようにすることです。
「折れている」ことが問題ではなく、角度が変わるのがNGなのです。
そして内藤コーチによると、これはかなり重大なミスです。
構えたときに左手首が甲側に軽く折れている人もいれば、左手首を真っすぐ伸ばしている人もいます。
それは人それぞれでいいのですが、ほとんどの人がインパクトで左手首が甲側に折れてしまっています。これはパットにおいて、一番してはいけないミスなのです。
些細なミスと思うかもしれませんが、インパクトで左手首が折れるということは左手がグラグラしてフェースの向きが変わってしまうことを意味します。
当然、フェースの芯からはずれやすく、ラインに乗らなければ入る確率が低下します。
こうしたNG動作は、意外と自分では気づかないことがあるようです。
自分では正しい動きができていると自信の持てる人でも、実際は左手首が折れているケースがありますから、技術うんぬんよりも、「構えたときの左手首の角度をストローク中も絶対に変えない!」くらいの心構えが大切です。
ちょっとパットの調子がよくないと感じたときは、自分に強く言い聞かせてストロークしてみましょう。
ストローク中の手首の角度は自分でも確認できますが、それは手首の角度を意識している状態での話です。
超ロングパットや自己ベスト更新など、何らかのプレッシャー下ではどうでしょうか?
手首のことを忘れていないでしょうか。(私は確実に忘れています)
パットの調子が悪くなった場合、他の原因を見つける意味でも同伴者に動画を撮影してもらうなどして、チェックしてみましょう。
PR:ITパッテイング理論
竹内雄一郎コーチのパッティング教材です。
「パッティングの距離感」「スイートスポットでヒットする練習法」「超ロングパットを2パットで沈める距離分割法」など、様々なパット技術を習得。
↓ ↓ ↓
>>ITパッティング理論