パットで”真っすぐ打ち出す”ことは最重要ともいえるポイントであり、多くのゴルファーが意識しているでしょう。
そのために「どうストロークするか」を注意し、練習しています。
これは正しい考えなのですが、真っすぐ打ち出すためにはストロークに加えてグリップの強さも大事なのだそうです。
雑誌「GOLF TODAY」で藤田寛之プロがこの件について解説されています。同誌4月号の135ページから、一部を抜粋して紹介します。
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ソフトなグリップのパットだと真っすぐ打ち出しやすい
藤田プロは「できるだけソフトに握り手首を柔らかく使えば方向性が良くなる」として、このように解説されています。
ボールを真っすぐ打ち出すには、肩や手の力を抜き、リラックスして構えること。そして、クラブをできるだけソフトに握ることがポイントです。
私の場合、指先でクラブを引っかけているだけで、力をほとんど入れていません。
ゴミをゴミ箱に放り投げるときや、テニスラケットを振るときの力感を思い出してください。
余計な力を入れずに、手首を柔らかく使っているはずです。
なぜ軽く握るべきなのかというと…
フェースの向きを安定させようとして、クラブを強く握るのはNGです。
私の感覚では、強く握るほどインパクトが「点」になってしまい、タッチが出なくなる。
反対に、ソフトに握ったほうがインパクトに集中しやすく、真っすぐ打ち出せます。
フェースの向きや軌道を安定させるため、つい力が入るのは、けっこう”あるある”ではないでしょうか?
上で触れた藤田プロの「三つの指で引っかける」握りは、両手共通です。
「GOLF TODAY」にはこのようにあります。
左右の手とも、小指、薬指、中指でクラブを引っかけるようにして、全体的にソフトに握るのが藤田流。
もしパットの打ち出しが安定しないなら、軽めに握るよう意識するのもひとつの選択肢にしてみてください。
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