片手打ちはプロも行っている、効果の高い練習法として知られています。
アマチュアにもオススメなのですが、その目的とやり方がわかっていないと効果は期待できません。
片手打ち練習の目的は内容によって違いますが、ここでは一例を紹介します。
(このコンテンツはアルバトロス・ビュー2017年2/9号(Amazon)131ページを参考にしています)
堀琴音プロは、ツアーの練習場でも片手打ちを行うことがあります。
右手だけ、左手だけをそれぞれおよそ5球ずつ打っています。
いずれも明確な目的があります。
・右手の片手打ち
右ワキが空いてスイングプレーンが崩れないように。
・左手の片手打ち
体の伸びあがりや突っ込みをしないように意識する。
いきなり片手で打つのが難しいなら、初めはひじをおさえながらやってみましょう。力を入れずに軽く振るのがポイントです。
渡邉彩香プロもスタート前練習で片手打ちを行います。
右ヒジを左手で軽く押さえ、30球程度打ちます。
渡邉プロの場合、手と体が一体となるイメージを作るのが目的です。
ヒジを押さえているので、もちろんフルスイングはできません。30ヤードくらいを目安に、テークバックを意識してスイングします。
片手打ちではSWやPWなどロフトのあるクラブを使うプロが多いようです。
練習場で試してみてはいかがでしょうか。