朝イチのショット、気合いが入りますよね。

それはいいのですが、過度に集中するのは良くない結果を生むかもしれません。
 
堀尾研仁コーチが著書「ゴルフ 迷わないラウンド術」で、朝イチショットの注意点を解説されています。

同書の12~15ページから、一部を抜粋して紹介します。
[cc id=8821 title=”細い横長レスポ”]

アドレスで静止して集中力を高めるのはNG

朝イチは「よーしやるぞ!」と気合が入って、集中力も高まります。
 
しかしそれにも加減があるようです。

いいショットを打つには集中力を高める必要がありますが、度が過ぎると逆効果。
 
特にアドレスで静止してボールをジッと見つめると、腕や肩に力が入るのを皮切りに体全体が固まります。
 

この状態はなぜNGなのでしょうか?

こうなったら一巻の終わり。
 
アドレスとスイングが分断され、始動で静から動への急激な切り替えを余儀なくされます。
 
スムーズに動き出さなければ朝イチショットの成功など望むべくもありません。集中するのはいいですが固まってはダメ。
 
アドレスはスイングの一部。「スイングではアドレスが大事」というプロの言葉にはこんな意味も含まれているのです。

それではこの「集中しすぎ」を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか?
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6カウントでスイングを始める やり方は

堀尾コーチが強調するポイントは「固まってはいけない」です。
 
ということはアドレスに入る時点で「動く」よう意識しておく必要があるわけです。

朝イチでしくじらないようにするには、アドレスに入る前からスイングを意識したリズムで動きましょう。
 
こうするとアドレスからスイングのスタートがひとつながりの動作になるので、ジッと止まる時間がなくなります。

堀尾コーチはこのやり方を勧めています。

僕がおすすめしたいのは、シックスカウントでスイングを始動すること。
 
アドレスしたら「1、2」のリズムで目標を最終確認。
 
「3、4」でボールに目を向け、「5、6」でテークバックからダウンスイングです。
 

数えるテンポは自分のやりやすい速さでOkです。
 
本書では、QRコードを読み込むことで動作を動画で確認できます。
 
さらに理解が深まるので、ぜひチェックしてみて下さい。
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