ゴルフ好きの男の子内藤雄士コーチの著書「1分で上手くなるゴルフのキーワード」に、スイング改善のコツがありました。

「これをやるのはNG!」というポイントです。
 

 
NGなのですが、実は結構な割合のゴルファーがやってしまっているそうです。
 
同書の38~39ページから、一部を抜粋して紹介します。

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1分で上手くなるゴルフのキーワード




テークバックでクラブヘッドを見るのはNG

そのNGとは、「テークバックでクラブヘッドを見ること」です。
 
しかし内藤コーチによると、これは一般ゴルファーにかなり多いミスのようです。

私があるアマチュアレッスン会に参加した時の話ですが、7~8割近くの人がバックスイングでクラブヘッドを見ていました。
 
プロは誰も見ようとはしないのに、これだけ多くのゴルファーがクラブヘッドの動きを目で追っていたのには驚きでした。
 
目で追っているのは自覚していらっしゃるようで、その理由を尋ねると、「自分の軌道が気になるから」とか、「真っすぐ上げたいから」といった答えでした。
 

ゴルフ好きの男の子実はこれ、少し前まで管理人もやっていました。
 
テークバックで間違うと、スイング全体に影響します。
 
なので「どのように上がっているか」がつい気になってしまって…。
 
でもゴルフ仲間の上手い人から注意されまして、だんだんやらなくなりました(多分…)。
 
なぜNGなのか、内藤コーチの解説です。

テークバックで目がクラブヘッドの動きを追うのはいけません。
 
ゴルフスイングは、体の各部位の「引っ張り合い」で成り立っています。
 
上半身と下半身の捻転もそうですが、バックスイングにおいては顔を残しておいて、肩を深く回すことで首筋の引っ張り合いが生まれるのです。
 
テークバックで顔が肩と一緒に右に回ると、強い捻転がつくれませんし、スウェーを引き起こしたり、上体が伸び上がったりしやすいのです。
 
決して「ボールをよく見なさい」ということではなくて、首の捻転をしっかりつくることが重要です。
 

このNG習慣を矯正する方法のひとつとして内藤コーチはこんな練習法を挙げています。

ポイントはアドレスした時の顔の向きを変えずにバックスイングすること。
 
鏡の前でアドレスの姿勢をつくり、自分の両目を見たままでバックスイングの練習をしましょう。