内藤雄士コーチの著書「1分で上手くなるゴルフのキーワード」に、自分のミスを記録する件が解説されていました。
実はこれ、管理人も実践しています。
こうした記録はとても役に立ちます!
技術がドカンと向上して対応力が格段に上がるわけではありませんが、それでも「ここでこういうミスをした」のがわかっていれば、別の方針でショットできるのです。
内藤コーチはどのような考えをお持ちなのでしょうか?
同書の156~157ページから、一部を抜粋して紹介します。
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1分で上手くなるゴルフのキーワード
ミスを記録する どんなメリットがある?
内藤コーチは「自分のミスをノートに書きためよう」として、記録することを推奨されています。
これまでのラウンド経験を振り返ってみると、いつも同じような状況で、同じようなミスをおかしているのに気づくことがよくあります。
何となく思い出せそうなのに記憶が曖昧だという人は、プレー中にカーッとっているときにスコアカードなどにメモするのではなくて、ラウンド後、家に帰ってから気持ちを落ち着けて冷静になった時に、「今日はどんなミスが出てしまったかな」と気づいた内容をできるだけ細かく記録しておきましょう。
ミスを記録するとなると、几帳面な方はついその対策まで併記したくなりますが、内藤コーチによると「それはやらなくてもいい」そうです。
なぜミスが出たかの理由とか、対策などはいっさい書かなくて結構です。
どんな状況だったか、クラブは何を使ったか、どんなミスが出たか…などをできるだけ詳細にノートに書き残す習慣をつけて、半年や1年くらい経過してノートを見直してみると、同じような場面で同じような失敗をしていることがよくわかります。
しばらく記録を続けていると、自分のミスの傾向がわかってきます。
つまりどんなショットを重点的に練習すればいいかがわかるようになります。これがノートを作るメリットです。
たとえば右がOBのホールでティショットを引っかけて左の林に打ち込んだとか、左足下がりの傾斜からのアプローチでボールを止めようとしたらシャンクが出たなど、自分の苦手なロケーションが何かあるはずです。
それに対する自分の癖をはっりと知り、修正する練習を積むことがスコアアップにつながります。
「ノートに記録するの?めんどくさい」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
でもこれ、やってみると意外と楽しいんですよ。
プレー中に失敗した時はイライラしますが、自宅で自分の失敗を記録していくとなぜかスッキリするのです。
漠然としていて恐縮ですが、その失敗に客観的になるというか、一区切りつけられる感じです。
いまはデジタルでの記録が一般的ですが、私は昔ながらのノートに記録しています。
検索は出来ませんけど、気が向いた時にバッテリー残量やら気にせずパラパラ見返せるので気に入っています。
「記録ノート」はおススメですよ!
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