ゴルフ好きの男の子スポーツに限らず、何かに長じるには「適した性格」があります。
 
それはゴルフでも例外ではなく、ゴルフが上手くなりやすい性格は存在するようです。


 
このコンテンツでは、71歳でエージシュートを達成した岡村徹さんの著書「飛ばなくても90を切るすごいゴルフ術」から、ゴルフ向きの性格について紹介します。
 
同書の96~97ページを参考にしています。(この本は参考になりますよ!)


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陽気で楽観的な人ほどゴルフは上手くなる

岡村さんは「慎重派の人も楽観主義に自己改革しよう」として、楽観的な人ほどゴルフが上手くなる、と主張されています。

私の性格は、自分で言うのも変ですが、もともと真面目、慎重、臆病、せっかちなタイプです。ゴルフも調子のいいときは冷静なのですが、いったんミスショットが出だすとなかなか立ち直れないタイプです。
 
しかし、ゴルフの上手な人を観察していて、共通の性格というようなものを発見しました。
 
まず、陽気で、楽観的で、行動も積極的です。プレーはきびきびしていて早いのですが、あわてた様子は感じません。決断力がある証拠です。
 
アドレスに入ってからもじもじ長い時間かかるプレーヤーに上手な人はいません。失敗しても、切り替えが早く、すぐに忘れて次のプレーに集中します。
 
ミスショットをしたとき、いつまでもぼやいているプレーヤーはミスが続きます。
 

「切り替える」といっても、失敗したことを忘れるわけではありません。
 
失敗の原因を追究し、改善する努力はしっかり行います。

上手な人は、切り替えは早いのですが、向上心は強く持っています。上手になりたいという意欲を持ち続けて、忍耐強く練習をしています。
 
笑顔も特長ではないでしょうか。いいプレーができるから笑顔が出るというよりも、自分を信じているから少々のミスには動じないのでしょう。
 
反対に、いいプレーをしているのに「今日はたまたまラッキーに恵まれただけで、実力ではない。そのうちボロが出るだろう」と浮かぬ顔をする人もいます。
 
どっちが、ゴルフが上手くなる性格かは、明らかです。
 

こうした話を聞いた時、管理人が最初に連想するのは青木功プロです。
 
青木プロの抜群の実績は、明るく人懐っこい性格によるところも大きいのではないでしょうか。
 
ゴルフの上達というと技術が注目されがちで、確かに大事です。
 
その技術に、明るく楽観的な性格が加われば、鬼に金棒になりそうです。
 
次のコンテンツで岡村さんの体験談を紹介します。

「割り切る」のは意外とできるようになる

「性格を変えるのは難しい」とお考えの方は多いでしょう。実は岡村さん自身も楽観主義ではなかったそうです。
 
しかし周囲の影響で変わっていきました。

私は若い頃、もともとの性格を変えるのは難しいことと思いつつ、ゴルフに関しては上手い人の性格を真似しようと考えました。
 
しかし、どうしても技術的な側面に捉われて、自分を信じてゴルフをすることができませんでした。
 
リタイアしてからオーストラリアに行って、ローリーを筆頭に現地に人々とつき合うようになって、彼らの底抜けの明るさに触発され、相当感化されました。
 
年を取ったこと、仕事から解放されたことが大きかったのでしょうか、少なくともゴルフに関しては、楽観的に、言いかえれば諦めがよくなったと思います。
 

ゴルフ好きの男の子根本的な性格は変わりにくいかもしれませんが、ゴルフのプレーにおいて考え方を変えることはできるのではないでしょうか。
 
「失敗しても割り切る」「引きずらない」ために、「まぁ仕方ないか。次いこう!」と考えるわけですね。
 
たとえハッタリでも、こう思えば意外とイケるものです。(管理人体験済)
 

 
ちなみに、女子のトッププロと親交のある方と話をした際、女子プロ選手の性格について聞いたことがあります。
 
その方が言うには、強いプロは総じて気が強いそうです。
 
「男より気が強い」女子プロもいるとか…。
 
それを表に出すかどうかは人によるでしょうが、弱肉強食のプロの世界では気が強くないと生き残れないのでしょうね。

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