宮里選手やアニカソレンスタム選手は、集中力が高まっている時、ショットの合間や同伴競技者がプレーしている最中は「全く別なことを考えている」そうです。
宮里選手であれば「試合が終わったらこの前チェックしていた服を買おう」といったことを考えているのだとか。
アニカ・ソレンスタム選手は01年のスタンダード・レジスター・ピンの2日目、女子では世界初の50台(59)をマークしました。
そして最終日の優勝争いの中でソレンスタム選手が考えていたのは
「新しい家のインテリアのこと」
だったそうです。
2日目に59というとんでもないスコアを出したことで、周囲は当然大騒ぎします。
とても集中力を保てる状況ではなかったため、ソレンスタム選手はコーチのピア・ニールソン女史に「どうすれば集中力をキープできるだろうか」と電話でアドバイスを求めました。
ニールソンコーチのアドバイスは
「ラウンド中4時間集中し続けることは誰にもできない。でも、ショットを打つ前の30秒だけなら集中できる。
30秒×70回として35分は死に物狂いで集中し、あとの3時間半は自分が楽しい気分になることを考えなさい」
というものでした。
つまり、ラウンド中でもオンとオフを使い分けることが集中力をキープする秘訣のようです。
ちなみに、ゴルフに向く性格というのがあるそうです。
以前紹介した、平成23年10月5日付東京スポーツ新聞の北野正之氏による「タダでスコアアップ?」特集の中に、「ゴルフに向く性格チェックリスト」がありました。
そのチェックポイントを紹介します。
1 普段から先頭バッターを買って出るタイプだ
2 あえて難しいことに挑戦するタイプだ
3 段取り上手だ
4 一度に二つ以上の用事をこなせる
5 一つのことに固執しない
6 言い訳がましくない
7 レストランでは注文するメニューをすぐに決められる
チェックポイントが多いほどゴルフに向いています。
北野氏による各項目の解説は次のとおりです。
1 先頭をかって出る人は、緊張をパワーに変えられるため、ゴルフに向いています
2 自分に限界を設けない人も上達しやすくなります
3 段取り上手な人はライやピンの位置、天候などにも目を向けられる
4 要領の良さもゴルフには必要
5と6 はこちらのエントリーを参照
7 こんな人はパットが上手くなる可能性が高い
たとえこうした性格でなくとも、こころがけ次第でゴルフが上達するかも?