いうまでもなく、ロングパットは難しいもの。
「何かうまいやり方はないかな?」と考えるゴルファーは(管理人含めて)多いでしょう。
このコンテンツでは、堀尾研二コーチのロングパットにおける考え方を紹介します。
堀尾コーチの著書「ゴルフ 迷わないラウンド術」の160~163ページから、一部を抜粋しています。
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ゴルフ 迷わないラウンド術
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堀尾コーチは超ロングパットでは「いつものリズムとテンポでストロークではダメ」としています。
超ロングパットは「いつものやり方」ではダメ アプローチのイメージで
堀尾コーチは
「超ロングパットでも、いつものリズムとテンポを守ってストロークすると、多くの人はショートして3パットの危機」
と考えていて、このように解説されています。
自分が心地よく感じるリズムとテンポを知り、できるだけそれを守ってストロークするのがパットを安定させるコツです。
とはいえ、ロングパットになるとそうはいきません。
人によって多少の差はありますが、僕が感じるところでは、通常のリズムとテンポを早めて打たないと振り幅が多くなりすぎる。
そのため芯を外してミスが出やすくなります。
堀尾コーチはこのイメージを勧めています。
ロングパットは、パッティングよりもアプローチのイメージで、小さく速いストロークでコツンと打ったほうがいいでしょう。
「距離の長いパットでは振り幅を大きくする」という方もいるのではないでしょうか。
確かにその考え方もアリですが、超ロングパットでは振り幅がかなり大きくなってしまいます。
すると…
ストローク幅の大きさに比例して、ミスヒットのリスクもアップする。
振り幅による距離打ち分けには限界があります。
それでは何を意識すれば良いのでしょうか?
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ボールが転がるスピード=ヘッドスピードのイメージで まとめると…
堀尾コーチの答えは「ボールの転がるスピード」です。
そしてそのスピードをヘッドを振る速さと同じにします。
プロはよく「ボールを投げるイメージで打つと距離感が出る」といいますが、僕もそう思います。
ただ、投げる感じを振り幅だけに投影するのではなく、投げたボールのスピードもイメージすると、よりグッドです。
みんな意識していませんが、ボールが転がるのと同じスピードでヘッドが動くと距離感が合います。
ボールと同じスピードでヘッドを動かす、というわけですね。
このイメージで打てば距離を合わせやすいのです。
打った瞬間の衝撃で出球は1.5倍くらいのスピードになりますが、その後減速してカップに向かう。
その平均速度はほぼヘッドの速さと同じです。
実際、先入観のないビギナーの方が、ヘッドの速さに変化をつけて打つと意外と簡単に寄ります。
ボールが転がっていくスピードをイメージして、それと同じスピードで振れば大体合うのです。
まとめるとこのようになります。
まずどれくらいのスピードならカップに届くかをイメージする。
↓
イメージしたボールスピードと同じ速さでヘッドを動かすと距離が合う。
↓
アプローチのイメージでテンポアップし、小さく速くコツンと打つ。
ロングパットには様々な考え方があり、当サイトでも堀尾コーチの説とは別のやり方をいくつも紹介しています。
「これが正しい」とは言えませんが、堀尾コーチのやり方もひとつの参考にしてみてください。
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