内藤雄士コーチが誰かのパットを見ていて「これは外してしまうかも…」と感じるときがあります。
そのキモは目線なのだそうです。
内藤雄士コーチの著書「1分で上手くなるゴルフのキーワード」に、その詳細が解説されています。
同書の138~139ページから、一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になります!)
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1分で上手くなるゴルフのキーワード
入るストローク=目線が動かない
内藤コーチは「インパクト後も『ボールを置いた場所』を見続けるとして、目線を動かさないよう強調されています。
「これは入る!」と感じるストロークでは、目線が動かないのです。
一緒にプレーしてる人のパットを見ていると、上手な人は構えた時の目線をしっかりキープできています。
「これは入ったな、ナイスバーディーだ!」と思わせるような雰囲気があります。
対して目線が動いてしまうと…
反面、ストローク中に目線が泳いでしまう人のパットは、「これは外れたな」と咄嗟に感じてしまうものです。
それが絶対とはいえませんが、ボールを置いていた場所をインパクト後も見続けることはとても大事です。
要は目線を動かさなければいいわけですが、内藤コーチおすすめのやり方があります。
目線を動かさない方法と動くとNGな理由 ショートパットは特に注意
内藤コーチは「目を動かさない」ではなく「顔を動かさない」よう推奨されています。
動くとNGな理由の解説もどうぞ。
目線をしっかりキープするには、自分が狙ったスパットの方向に打ち出すためにラインに対して平行に構えたら、ボールを見たままの顔の向きをストローク中も変えないようにすることです。
多くの人はテークバックの始動からパターヘッドを見て、インパクトと同時に目がボールを追ってしまっています。
これが癖になるとインパクト前から顔や左肩などの上体が開きやすく、フェースの芯を外す回数が増えてカップインの確率が低下します。
視界に”余計なもの”が入りやすいショートパットは特に要注意です。
特に1~2メートル以内のショートパットは構えたときにカップが視界に入りますし、「入れたい」気持ちが強いために、目線が早くカップを向くルックアップのミスが生じやすくなります。
目線が動かないように、ボールを打ち終えるまで顔を下に向けましょう。
テークバックでNGなことコンテンツでも書きましたけど、”目線で追う”動作は無意識にやってしまうので、なかなか修正できないんですよね。
とはいえミスの原因になることは間違いないので、自分のスイングやストロークを動画に撮影&チェックするなどしてぜひ改善したいところです。
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