突然ですが、ペンか鉛筆のお尻を指でつまんで、紙に横線を一本引いてみて下さい。
”ハンドファースト”になっていませんか?
右利きの人が右方向に線を引くなら、手がペンよりも右側で動くはずです。これが逆だと、線をスムーズに引けません。
このコンテンツでは払い打ちおよびハンドファーストについてまとめています。
”ハンドファーストで線をひく”打ち方でダフり・トップ防止
実はこの”ペンで線”は、ゴルフが上手い友人から聞いた話です。
友人によると、
ハンドファーストで線を引くイメージで、アイアンやFWを払い打つ
のだとか。
スイングスピードが速い男子プロはダウンブローに打つこともありますが、アマチュアが真似すると、
・体が突っ込んでしまう
・トップやザックリが増える
・薄く当たってしまう
・ボールが上がりにくい
といったリスクも高くなってしまいます。
なので、アマチュアには払い打ちが勧められるのです。
払い打ちは、ボールを点でなく線でとらえるので(まさにペンで線を引くイメージ)、ミスの許容範囲が広がり、ダフりやトップが激減します。
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森田理香子プロ 払い打ちの考え方&ハンドファーストの利点
雑誌「ALBA」に、アイアンの名手・森田理香子プロが、払い打ちについてコメントされていました。
私はターフを取る意識はありません。
ダウンブローを意識すると、インパクトが一点に集中するので、体が突っ込んだりすることも。
私はインパクト後にフォローを低く出す感じで、インパクトを通過点と意識して払い打ちます。
(ALBA TROSS-VIEW 2015年11/12号(Amazon 試し読み・kindle版あり)42ページより)
払い打つ際にハンドファーストにする利点も意識しておきましょう。
ハンドファーストを保っていればロフトが立ったまま当たるので、
・しっかり打てて弾道も安定する
・ボールが上がりやすい
・飛距離が出る
といったメリットがあります。
もちろん森田プロもハンドファーストで打つので、ロフトがしっかり立っています。
地面から打つにもかかわらず、アイアンに残っている打点はティアップしているかのように、やや高めに集中しています。
アイアン・FWの打ち方も人それぞれですが、払い打ちしようとしてうまくいかない場合、冒頭の
ペンをつまんで線を引く
イメージも意識してみて下さい。
ハンドファーストを保ち、ボールを線でとらえるスイング確立の助けになってくれるのではないでしょうか。