「ツアープロが明かす ゴルフ上達メソッド108ヶ条」の中で、小田孔明プロがティーショットを低く打つコツを解説されています。
低弾道のティーショットは、冬など風が強い日に効果的です。
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ツアープロが明かすゴルフ上達メソッド108ヶ条
同書の24~25ページから、一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になります!)
冬もフェアウェー確保が当然有利 強風には低弾道ティーショットで対応
まずは冬のラウンドの特徴から。
冬場のラウンドは、強い風がよく吹きます。
ティーショットではフェアウェーを確実にとらえることが、結果的に大きな飛距離を稼ぐことになります。
芝が枯れて、ラフからのショットが夏場よりもやさいしとはいえ、しょせんはラフ。
ボールが枯れ芝に沈んでいたのでは、難しい状況に変わりはありません。
その点、フェアウェーにファーストバウンドを運んだなら、地面の硬さを利用して夏場以上のランが期待できます。
こうした冬の状況に対応しやすいのが、低い弾道のティーショットです。
ですから、冬ゴルフで有効なのが滞空時間の短く、風の影響を受けにくい低いティーショットです。
これを実現するには、インパクトでフェースが開かないようにすること。
とはいっても決して手先でフェース面をコントロールするのではありません。
当サイトでは低弾道ショットについてはいくつかコンテンツを作成しています。(関連記事をご覧ください)
その中では複数のポイントを紹介していますが、小田プロは注意点をひとつだけ強調されています。
右膝を内側に絞り込んで低いティーショットを 高いスライスの矯正にも
小田プロが挙げるポイントはズバリ、右膝です。
そのカギを握るのが下半身、それも右ひざの動かし方です。
ダウンスイングで右足を蹴り上げようとして右ひさがが前に出たのでは、手元が浮き上がり、フェース面が開いてしまう。
右足を蹴り上げる意識は、体重移動を行うためには必要不可欠ですが、その方向を誤ったのでは無駄な動作でしかありません。
具体的にはこのように動かします。
ポイントは、右ひざを内側に絞り込むように動かすこと。
左ひざに右ひざを寄せるように右足かかとを蹴り上げるのです。右ひざを絞り込むことで、手元が低い位置を通過するためヘッドは低く長く移動し、フェース面が開くことはありません。
その結果、フォロースルーでは体が目標方向に正対します。
一方、ダウンスイングで右ひざが前に突き出していると、フォロースルーでは体が回転せず、アドレス位置に止まったままのスイングフォームになってしまうのです。
高いスライスが多いケースでも、右膝の動きをチェックしてみましょう。
ダウンスイングでの右ひざ動作の良否が、ショットの良否を左右するのです。
特に、フェース面が開いた状態でインパクトし、高い打ち出し角のスライスボールしか打てないという人の多くは、ダウンスイングで右ひざが前に出ているケースが多いようです。
右ひざを内側に絞り込みながら左ひざに近づける。
この意識でスイングすることで、ショットは劇的に変わるはずです。
低弾道の打ち方については関連記事もあるので、お時間があったらチェックしてみて下さい。
右膝以外のポイントを挙げた記事もあります。
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