ゴルフ好きの女の子雑誌ゴルフトゥデイ 2013年04月号に、
 
 
 
手嶋多一プロ
藤井かすみプロ
小林正則プロ
新崎弥生プロ
 
の対談記事がありました。
 
各プロが練習についての考えを語られていて、とても興味深い内容でした。

発言のポイントをまとめて紹介します。
(以下敬称略)
 

 
◆藤井 
「あらかじめ打つ球数を決めて練習したほうがいい」 
 
「マットの向き通りに打たないほうがいい 練習場ではいいけどコースではダメ、というパターンになりがち」
 
「練習場でも場所を変えて打つほうがいい フォローで左に引っ張る人は左端、スライスしやすいなら右端の打席から打つ、など」
 
 
◆新崎 
「練習は飽きるまでやる」 
 
「『打たなければいけない』と感じる時はすぐやめる」
 
 
◆小林 
「常に自己満足するまでやるのがいい、というのはナンセンス」 
 
「練習前には『こうしないといけない』と決めてやる それが出来たら練習を終わる 自己満足で練習するなら、トレーニングをやったほうがいい
 
 
各プロの「心に残っている一言」を紹介します。
 
一見すると「ヒドいこと言うなぁ」と感じる言葉もありますが、その真意は?
 
 
小林プロ・・・「自分を追い込むな」
 
小林プロがドライバーイップスになった時、水巻善典プロから言われた言葉です。
 
「ゴルフだけが全てじゃない 自分を閉ざしてしまうときがあるから追い込み過ぎてはいけない」とのこと。
 
 
藤井プロ・・・「焦るな 慌てるな ひるむな」
 
岡本綾子プロから言われた言葉で、開き直るきっかけになりました。
 
 
新崎プロ・・・「誰もお前なんかに期待してねーよ」
 
師匠の鈴木規夫氏から言われました。
 
ちょっとキツい感じの言葉ですが、新崎プロによると
 
「この言葉のおかげでプレッシャーがかかっている場面でパッと力が抜け、その後いい結果になった」
 
そうです。
 
 
手嶋プロ・・・「ゴルフ場で起こるすべてのことを受け入れる」
 
手嶋プロが以前読んだ本にあった言葉です。
 
ジャックニクラウスが木の根元に打って「アンラッキーだな」と言われたとき、「オレはあそこに打ったんだよ」と返したそうです。
 
これはつまり、起きたことを受け入れて次に向かっていく心構えを表しています。
 
 
以下は4人のプロがクラブを選ぶ際のポイントです。
 
◆手嶋プロ
「構えた時の座り 構えてフラフラするのはダメです。
 
ネックの太いのがいい。
ネックが薄いと飛ばない気がして嫌。ネックが太いとインパクトでボールを押せるような感じがするところがいい。」
 
 
◆藤井プロ
「見た目と出球方向が合うクラブがいい。だから打たないとわからない。
 
もちろん座りがいいことが前提。打ったらイメージと違うところに飛び出すのはアウト。
 
ヘッドが大きいのは受け入れられないから小ぶりじゃないとダメ。
 
フェアウェイウッドはペタッとしたのが好き。」
 
 
◆小林プロ
「ヒールとトゥの高さにあまり差がない感じがいい。
 
ヒールは高くないとダメ。ヒールが高いとフェースが真っすぐ動く感じがして打ちやすい。」
 
 
◆新崎プロ
「フェースにネックから真っすぐに光や影が入るクラブならいいんですが、斜めになってり凸凹になって見えると真っすぐ構えられません。
 
とにかくアイアンの溝も目標に直角に向けるように構えられるクラブがいい。全てが直線的な感じですね。」