ゴルフ好きの男の子前エントリー・青木功プロの低重心アドレスに続き、雑誌「GOLF TODAY」2014年01月号(Amazon)52~53ページに掲載された青木功プロの記事を紹介します。

メンタル面および練習でのアドバイスです。




「自分は一番うまい」と自信を持つこと ネガティブはNG

・常に向上心を持ち、自信を持って取り組まないとダメ。
 
・ミスショットが続いた時に、「やっぱりオレは下手だな」とか「ダメだな」なんてネガティブに考えては、自分のプレーに自信が持てなくなってしまう。
 

 
・自分が信用できなくなるとプレーに積極性がなくなり、ゴルフ自体がつまらなくなってしまう。
 
・アマチュアでも、練習場にも通っている人なら、ラウンドは練習の成果をコースで試す絶好の機会。ラウンドする際には、失敗もあるけれどいいこともあるんだという期待感を持つこと。

クラブは常にキレイに!自然も味方につけよう

・青木プロは時間さえあればクラブ触れるようにしている。グリップの握る感覚を確かめたり、場合によってはロフト角やライ角をいじったりすることも。
 
・クラブはいわば「刀」だから、刀を抜いて構えたときに汚れていたらうまく働いてくれない。
 
・クラブが汚れていると思い通りに仕事をしてくれないから、プレーに自信が持てなくなる。クラブを日頃からキレイに大事にしていれば、フックやスライスを自由自在にかけたいときにかけられるもの。
 
・自分の相棒は美しいほうがいいに決まっている。手をかけてやれば、それだけ自分にこたえてくれる。
 

 
・(海外では)クラブだけでなく、芝にも話しかけるようになった。「何とかうまく打たせてくれよ」とか「頼むから勝たせてくれよな」という感じで芝に声をかけると、とても気がラクになった。
 
・ゴルフは自然に逆らっても意味がない。風や傾斜、ライの悪い場所など不利な状況は数知れずだけど、こうした自然条件と会話してみることも、ゴルフを楽しみ、自分のゴルフの可能性の幅を広げる大事な要素だ。

調子が悪い時は逆らってもムダ!自分を責めすぎない

・自分の調子が悪い時も、逆らってはいけない。どうあがいても、うまく打てない時は打てない。その日は自分が下手なんだから、下手なりにやるしかない。
 
・90台で回りたいと思っていながら、100がなかなか切れない人は、スイングの完成度の未熟さも考えられるが、多分スコアのまとめ方とかプレー運びのコツなどを十分に理解できていないんじゃないかな。
 

 
・練習場なら失敗してもまた打てるから、「こう打ったらこうなる」と原因と結果を追求する練習にも取り組むといい。それをコースでまた試してみる。よかったらよかったでいいし、悪かったらそれを受け入れる。「オレはダメだ!」なんて卑屈になってはないけないよ。

PR:ITパッテイング理論
竹内雄一郎コーチのパッティング教材です。
「パッティングの距離感」「スイートスポットでヒットする練習法」「超ロングパットを2パットで沈める距離分割法」など、様々なパット技術を習得。
↓ ↓ ↓
>>ITパッティング理論

上達する人は、練習場でいろんな球を打つ人

・スライスやフックなどあえて球を曲げる、好奇心旺盛な練習が上達につながる。
 
・スライスやフックなどいろいろな球筋を打ちわけるのがとても楽しかったし、そうして培った技術を試合で使う場面も増えてきた。
 

 
人に教わってうまくなるにも限度があるから、自分自身で練習場でいろいろな球を打ってみて欲しい。身体の動かし方やスイングのアレンジを覚えてくると、自分の長所や欠点も見えてくるもんだ。
 
・だいたい、真っすぐな球なんてプロだって難しい。真っすぐ打とうと考えるほどゴルフは難しくなる。曲げることを考えればゴルフがどれだけラクになるか。その辺を理解して欲しいね。
 
ゴルフ好きの男の子あえて曲げるように打つ練習については、このサイトでも以前記事(ショットが曲がる理由 シャフトが寝て入る など)を書きました。
 
私の知り合いに「練習場ではフックやスライスしか打たない」という人がいて、その人の言葉などを紹介しています。
 
「あえて球を曲げる練習は上達につながる」と青木プロがお墨付きを与えているからには、知り合いの練習法は正しいと言えるでしょう。(その知り合いはとんでもなく上手です)
 
練習場では、ついまっすぐ飛ばそうとしてしまいます。
 
それでも間違いではないのでしょうが、たまには「狙って曲げる」練習をすると、コースでも対応できる幅が広がります。
 
今後練習する際にはぜひ意識してみてはいかがでしょうか。

PR