当サイトでは「ショートコースでのプレーは上達に役立つ」という主旨のコンテンツを複数エントリーしています。(関連記事をご覧ください)
ショートコースでのプレーを重ねると、練習場では経験できない実戦での場数を踏むことになるからです。
これとほぼ同じことを石井忍プロも主張されているのはご存知でしょうか?
加えて「やさしいコース」でのプレーを推奨されています。
石井忍プロ監修の「一人でこっそり上手くなる! ゴルフ練習ノート」152~154ページから、参考になる部分を抜粋して紹介します。ショートコースを回る際の注意点も指摘されています。
石井プロの主張の根拠もわかります。参考にしてみて下さい。
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「練習場と同じように打てない」のは当たり前?
まずは多くの一般ゴルファーが抱える悩みについて。
練習場ではいい球が出るのに、コースでは上手くいかない…多くのアマチュアゴルファーの悩みでしょう。このまま悩んでいても、解決方法は生まれてきません。何が違うのでしょうか?
練習場はマットの上で打つことができ、スタンスはフラット。何度も同じ条件で打てます。しかしコースでは芝の上から打つことが多く、その状態も違います。
スタンスもフラットな所で打てることはほとんどありません。
そう、「そもそも練習場のようにコースで打てるはずはない」のです。
いや、あの人は練習場のように打っている、と上級者を見て思うでしょう。それは慣れです。上級者も「なんで練習場のように打てないんだ!」と、上級者のレベルで悩んでいるのです。プロゴルファーだって同じです。
上級者やプロは、ラウンドの回数をこなして様々な状況への対応力が身についているので、練習場とコースでの差が少ないのです。
日頃ほとんど接することのない、いわば初めての状況で打つわけで、それでは同じように打てないのは当然です。
これを解決するためには…
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ショートコースで場数を踏んで実戦に慣れる
それでは、どうすれば「慣れ」ることができるのでしょうか?
この「慣れ」の問題を解決するには、コースに行く頻度をできる限り増やすことですが、時間もお金もかかりますので、そう簡単にコースに行けないということもあるでしょう。
そういう方にオススメしたいのが、ショートコースです。時間もかからず、手軽に行けて料金も安い。
もちろん時間とお金があれば、本コースに行ってラウンドしてほしいところです。でも、月に一回しかコースに行けないという人なら、月に2回ハーフラウンドしたほうが、上達が早いと思います。
そして、毎週ショートコースへ行くほうが、月に2回のハーフラウンドよりも上達が早いかもしれません。
その理由は、スコアアップに一番効果的なショートゲームを徹底的に練習できるから。
距離が短いから…と、敬遠する人も多いのですが、ショートコースは徹底的に芝の上からショートゲームが練習できるのです。
芝の状態の違いや斜面への対応力が、効果的に身につきます。また、ほとんどのショートコースは一人でもラウンドできます。
メンバーを集める必要もなく、思い立ったら気軽に行けるショートコース。ぜひとも積極的に活用してください。
ショートコースを回る有効性がよくわかりますね。
「次の休みにはショートコースでプレイしてみるかな?」という気になった方がいるかもしれませんが、石井プロはその際の注意点も指摘されていますのでご覧ください。
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ショートコースを回る際の注意点
上達に貢献してくれるショートコースですが、石井プロは注意点も指摘されています。
ショートコースを回る時に気をつけてほしいことがあります。
それは、「かならず打つのは一球のみ。打ちなおしたり複数球を使って練習したりしない」ということ(マナー的にもNGです)。
練習場だと、「今の球イマイチだった。もう一回打とう」となってしまいます。しかしゴルフは同じ場所から一回しか打てない競技。ショートコースでも、しっかりとスコアにこだわってラウンドすることが大切なのです。なぜか?
それは、「いいスコアを出すプレッシャーを感じながら打つ」ことが、本番に強いゴルフを培ってくれるからなのです。
この経験は、競技に出るだけでなく、普段のラウンドにもかならず役立ちます。
「効果的とはわかっても、ショートコースばっかりのプレイはちょっと…」という方は、本コースでも問題ありません。
その場合にどんなコースを選ぶかについても石井コーチがアドバイスされています。
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プレッシャーに負けないメンタルを養う!本コースならやさしいコースで
上達に役立つとはいえ、ショートコースばかりでは飽きてしまうこともあるでしょう。
そんな時は本コースでプレーしてOKなのですが、石井プロはこのようにアドバイスされています。
本コースに行くのであれば、積極的にやさしいコースへ行きましょう。そしてバックティーではなく、レギュラーティーでプレーしてください。
スーパーショットはもちろん、ナイスショットも要りません。「そこそこ」のショットをつなぎあわせて、スコアを作っていく。こういう練習をしてほしいのです。
「そこそこ」というと力が抜けたイメージがあります。
しかしこの練習でも「〇切りのスコアを出したい」と意識している人には、特有のプレッシャーがかかってきます。
そしてこのプレッシャーを受けることが易しいコースでプレーする目的なのです。
100切りを目指す方なら、ボギー以下のペースでラウンドしていくと、どんどん息苦しくなっていくはずです。90切りを目指す人なら、パーが続くと息苦しくなっていきます。
この息苦しさをしっかり受け止めて、プレッシャーの中で自分の力を出さないと、スコアアップすることができません。
プレッシャーは難しいコースでも感じるのでは?とお考えの方もいるでしょう。
しかし実際には…
難しいコースは、コースが難しいがゆえに、このプレッシャーからすぐ解放されてしまうのです。
つまり難関コースでは早々にスコアを崩す可能性が高く、ベストスコア更新の目標をあっさりあきらめてしまうわけです。
この経験を積むことが、ベストスコア更新の鍵となるのです。この息苦しさは経験してみないとわからないでしょう。
短くてもやさしくても、このプレッシャーは決して変わりません。「あそこはやさしいから」と言っている人は、まだこのプレッシャーを知らないのかもしれませんから、気にする必要はありません。
やさしいコースで結果を出すことで、あなたのゴルフは確実に上達していくのです。
想像してみて下さい。
「このパットを決めればベストを更新できる」
という場面を。
管理人は、考えるだけでプレッシャーを感じてしまいます。
石井プロが強調されているのは、こういう場数を数多く経験することの重要性ではないでしょうか。
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