ゴルフ好きの女の子リン・マリオット、ピア・ニールソンの二人はアニカ・ソレンスタム選手をコーチしたことで知られる名伯楽です。
 
宮里藍選手も技術・メンタル両面で二人の影響を非常に大きく受けています。
 
両コーチは「本番でやらないことを練習でやっても意味が無い」と考えています。

具体的には・・・
 
・ドライバーショットだけをくり返し何度も練習する
・アプローチやパッティングの練習をそれぞれ単独で長時間行う

 
・・のはあまり良くない、というわけです。
 
なぜなら、本番ではドライバーショットを連続で打つことはありませんし、アプローチやパットを何十発も打ったりしないからです。
 
同じクラブを連続で使うことはあまりありません(ウェッジやパターは別)。
 
両コーチが行っている練習とは・・・

・パッティンググリーンでは狙うカップを決め、グリーン周りのいろんなライから寄せる。
 
・クラブをパターに持ち替え、手袋を外し、1パットで沈める。
 
・各ショットの前には素振りやルーティンも行う。

 
・・・といったことです。
 
あくまで実戦で行うことを練習でもやるわけです。
 

 
しかし思うに、こういったことはプロだから意識できるのであって、スイングにもどこか不安があるアマチュアはどうしてもひとつのクラブを反復して練習する必要があるでしょう。
 
アプローチで寄せてパットで決める、なんて練習も、一般のゴルファーではそう気軽にはできないはずです。
 
そこで、いつもの練習に少し実戦の要素を取り入れる、というのはどうでしょうか。
 
基本は反復練習で、たまに違う種類のクラブをいくつか打つ、または傾斜マットを使ってみる、といったことですね。
 
練習場によってはバンカーショットの練習ができるところもありますし、ショートコースを積極的に利用するのも良いでしょう。
 
前述のような、実戦を意識した本格的な練習(コントロールショット、アプローチ、パターが中心になります)も可能になります。

藤井かすみプロ 練習で意識すること

練習についての話題をもうひとつ。藤井かすみプロの練習での心がけです。
 
(雑誌「GOLF TODAY (ゴルフトゥデイ) 」2013年 04月号76~77ページを参考にしています)

「あらかじめ打つ球数を決めて練習したほうがいい。はじめから制約を作っておくと、それがいいプレッシャーになって一球一球大事に打てる」
 
「マットの向きどおりに打たないほうがいい。練習場ではいいけれどコースではダメ、というパターンになりやすい」
 
「練習場でもひとところだけでなく、場所を変えて打ったほうがいい。フォローで左に引っ張る人は左端、スライスしやすい人は右端の打席をえらぶ、など」

ただ漠然とボールを打つのではなく、実戦を意識し、目的を明確にした練習が必要なのです。