ゴルフネットワークには「植村啓太のスマートゴルフ 絶対突破100の壁 90台を目指す!」という番組があります。
ゴルフインストラクターの植村啓太プロが、100を切るための考え方や練習法をわかりやすく解説する番組で、私も録画して観ています。
録画した中から、ポイントになりそうな部分を抜粋して紹介します。
グリーンから逆算してティーショットを
まず、100を切るための計算を簡単にやってみます。
ゴルフは、全てパーならスコアは72です。
全てダブルボギーなら108です。
つまり、ハーフで4打ずつ縮めれば100に届きます。
そのために、植村プロは次の三つの克服ポイントを挙げています。
3パット OBを打つ バンカーで何度も打つ
この三つを克服できれば100を切ることも可能になってくるのです。
具体的な内容に入ります。
まずはティーグラウンドに立ち、コースマネージメントを考えます。順序の一例としてはこんな感じです。
↓
・グリーンを狙いやすいセカンド地点を決める
↓
・その位置に落とすために、ティーショットをどの位置に落とすか決める
つまりグリーンからの逆算で攻め方を考えるわけです。
ティーショットでは自分のボール曲がり幅を意識し、線ではなく、「これくらいの幅で曲がるだろう」というゾーンで考えます。
「全く曲がらない」のは確かに理想ですが、なかなか難しいものです。ならばその「曲がり」を織り込んでマネージメントするのです。
日頃の練習で「どれくらい曲がるか」のゾーンを意識しておきましょう。
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ティーグラウンドでできること&ルーティンの実践
ティーショットでは「とにかく飛ばす」ことが一番の目的ではありません。
「次のショットでグリーンを狙いやすい地点にボールを落とす」ことが目的です。そのための手段として「飛ばす」ことがあるのです。
自分が望むところに落とすため、ティーグラウンドでできることがいくつかあります。
まずはティーグラウンドを(いろんな意味で)広く使ってみましょう。
右端からはコースの左側の景色がよく見え、左端からは右側がよく見えます。よく見ることで得た情報により「どこに落とすか」が決まることもあります。
ティーアップする位置も、落とす目標によって右サイドか左サイドかが変わってきます。
そしてティーグラウンドでは、打つ前に自分の「ルーティン」を行うことが大事です。
目標を見る、弾道をイメージする、あるいは素振りなど、ルーティンはゴルファーごとに違います。
自分のルーティンを確立し、毎回同じルーティンをすることで自分のリズムが生まれ、どんな状況でも同じショットを打てるようになります。
ルーティンはゴルファーだけでなく、あらゆるスポーツ選手が行っていますよね。真っすぐ伸ばした右手にバットを立てて持つ、イチロー選手の打席でのルーティンは有名です。
当り前ですけど、その日の一発目のショットはティーグラウンドで打ちます。
そのショットがスパーン!と爽快に決まれば、一日を気持ちよくスタートできるものです。
そうした”ノリ”の良さは100を切る助けになってくれます。
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