ゴルフ好きの男の子横田真一プロの著書「プロゴルファーがやっているスコア作りのコツ!」を読んでみました。

この中で、バンカーショットのコツとして
 
バンカーショットの三つの秘訣と、ある「イメージ」
 
が解説されていました


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このコンテンツでは、同書の126~137ページを参考に、横田プロが考えるバンカーショットのポイントをまとめます。




「出ない」のも「飛びすぎ」も同じ理由

バンカーのミスといえば、
 
・出ない
・飛びすぎ(ホームラン)
 
のいずれかです。
 
一見すると真逆の現象ですが、横田プロは「この二つのミスは同じ原因から起きる」としています。
 
その原因とはヘッドのスピード不足です。
 
つまり、バンカーにおけるこれらのミスを防ぐには速く振ることが大事なのです。
 
横田プロは、「バンカーショットはヘッドスピードが命」としていて、スパッと振れるかどうかが成否のカギを握る、と強調しています。
 

 
ヘッドスピード不足が、なぜ「出ない」「飛びすぎ」と、正反対のミスを招くのでしょうか?
 
横田プロの解説は以下のとおりです。

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バンカーでは振りが遅いと「出ない」し「飛びすぎる」

まずは「出ない」原因から。

バンカーで恐る恐るクラブを振ると、ヘッドスピードが足りなくなり、ヘッドは砂に潜ったままになります。
 
砂ごとボールを飛ばす勢いが無くなってしまいます。
 
ドスッと砂を叩くだけで振りきることができないので、ボールはバンカーから出ません。
 

これはわかりやすいですよね。単純に、ヘッドが砂に埋まってボールをヒットするエネルギーが足りないのです。
 
それでは、どうして「飛びすぎ(ホームラン)」になるのかというと・・・

ボールの手前にヘッドが下りても、スピードが不足していると砂に弾かれてバウンドしてしまいます。
 
つまりヘッドが砂に潜りこむ勢いがなく、バウンドしたヘッドのリーディングエッジでボールを叩くのでホームランになるのです。

ヘッドが砂に全く潜らず、「カーン!」とボールを直接エッジで叩いてしまうわけです。
 
これは、砂質が硬いバンカーで頻発するミスです。逆に砂質が軟らかいと、ヘッドが潜り込んで「飛ばない」ミスが増えます。
 

 
つまり、ヘッドスピード不足はいずれの砂質でもミスを招くのです。
 
速く振るためのコツは、何よりも怖がらないことです。

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バンカーショット成功3つのポイントと「10cm以上ミスしてもOK」

とはいえ、(管理人も含めて)バンカーショットで躊躇なくスパッと振るのはなかなか難しいもの。
 
そんなゴルファーに、横田プロはこのようにアドバイスするそうです。

とにかく怖がらないことです。
 
いいですか、1センチのダフりでも、15センチのダフりでも、フェースを開いて速く振っていれば、結果はそんなに変わりません。
 
これは本当のことで、バンカーの中では打ち込む場所を10センチ以上もミスしていいんです。
 
だから、バンカーショットはぜんぜん怖がる必要がないんです。

フェースを開いて速く振りさえすれば、仮に10センチ以上手前に打ち込んでも、ピンにわずかに届かない程度で致命傷にはならないのです。
 
バンカーショット
 
横田プロが考える、バンカーショット成功のポイントは以下の三つです。
 
・フェースを開く
・手前の砂をダフる
・速く振る

 
フェースは「自分が打ちやすいように開けばよい」そうです。

バンカーショットでのオススメ「目玉焼き」イメージ

ゴルフ好きの男の子横田プロには、バンカーから打つ際の”とっておきのイメージ”があります。
 
バンカーショットが上手くなるという、そのイメージとは
 
目玉焼きを飛ばすイメージ
 
です。
 
目玉焼き
 
ボールが目玉焼きの黄身の部分、その周りの砂が白身部分と考えるのです。この目玉焼きを飛ばすイメージでバンカーショットを打つのです。

目玉焼きを飛ばすとなれば、クラブフェースを「フライパン返し」のように開いたほうがいい感じになりますよね。
 
それに白身ごと飛ばすのですから、ボールの手前を自然にダフって打ちます。
 
そして、目玉焼きごと飛ばすとなれば、思い切って速く振るしかないでしょう。

ゴルフ好きの男の子次のラウンドでのバンカーショットでは、三つの秘訣と目玉焼きのイメージを意識してみてはいかがでしょうか。
 
さらに詳しい解説は、実際に本を手にとってみて下さい。
 
またバンカーショットについては関連記事もたくさんあるのでぜひご覧ください。

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