バンカーで最も多いのは、左足上がりのケースです。
ボールは上がりやすいですが、カップなど目標が見えないこともあり、距離感を合わせるのに難儀することも。
雑誌「アプローチ&パットで『ナイスパー』」で、中嶋常幸プロが左足上がりでのバンカーショットのコツを解説されていました。
内容をまとめて紹介します。
(このコンテンツはきっちりアプローチ&パットで「ナイスパー」(Amazon)38~39ページを参考にしています)
左足上がりのバンカーショットでは、ボールの先の砂を取りすぎてショートするミスが頻発します。
砂を適正量だけ取るショットを打つ必要があるわけですが、それには何を心がければ良いのでしょうか?
中嶋プロは
打ちたい高さの上空に円をイメージして、そこにボールを通すように振る
ことを勧めています。
アプローチの際の「ピンの頭に当てるつもりで打つと左足上がりでも距離が合う」と似た考え方です。バンカーショットでも、イメージした高さにボールを打ち出すのが何より大切です。
無理に上げようとせず、円の中にボールを運ぶイメージを持つと、体が自然に回転して適量の砂が取れるようになります。
フェースはしっかり開いて、バンスを使えるようにします。刃から入れると、振り抜けなくなります。
また体の軸が右に傾くと手前をダフる原因になるので、傾斜に少し逆らうようにアドレスしましょう。