ゴルフってけっこう”急かされる”スポーツですよね。
慣れれば意識せずともスムーズにプレーできますが、慣れないうちはどうしても”モタつく”場面が出てきます。
特に初心者は要領がつかめていないためプレーも遅くなりがちです。
これは仕方のないことなので、先輩ゴルファーが効果的なアドバイスをしてあげたいところです。
雑誌「GOLF TODAY」で「プレーが遅い初心者にはどうアドバイスすればいい?」という読者からの質問に、北野正之プロが回答されていました。
一部を抜粋して紹介します。
プレーを速くするためにはどんなアドバイスがあるのかなどを参考にしてみて下さい。
(このコンテンツはGOLF TODAY2022年3月号91ページを参考にしています)
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プレーが速くなる〇ヶ条を提示する
質問した読者さんは初心者とラウンドすることが多いのだそうです。
「プレーが遅い」と注意することもありますが、何度言っても改善されないのだとか。
これに対して北村プロはこのように回答されています。
ビギナーに対しては「打ったら、すぐ走る」とか「スコアをつけるのはグリーンを出てから」などと教えることが多いですが、性格的にノンビリしている人もいて、本人としては自分がとは思ってはいないのでしょうね。
(中略)
ただ注意するだけではなく、たとえばプレーが自然に速くなる3ヶ条という具合に変わるキッカケを提示してあげたらどうでしょうか。
具体的にはこうした内容です。
クラブは2~3本持っていく、グリーンが近い場所からパターも必ず持つ、レーキを持ってからバンカーに入る、などです。
乗用カートに乗るときは自分のクラブをキャディバッグに入れないで、クラブを持ったまま近くの席に座るというのもいいかもしれません。
誰かのプレーが遅いとイラッとすることもありますが、特に初心者に対してキツい言い方をするのはNGです。
経験が浅いうちは知らないことが多いのですから、「相手をあまり待たせないためにはこうしたほうがいいですよ」と理由をちゃんと説明してあげれば相手も「あっ、なるほど!」と納得してくれますし、それがちゃんと習慣になっていくものです。
「走れ!」「急げ!」などと言われるだけでは相手も反発して、ゴルフが嫌いになってしまうことにもなりかねません。
ここまでコンテンツを作っておいてナンですが、「プレーを速く!」なんて他のゴルファーにはそうそう言えないですよね。
そこでそのグループで最もキャリアのある人に朝イチに「三ヶ条」といった形で全員に対して提案してもらうのが良いのではないでしょうか。
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