突然ですが、ラウンド中に”ヒマな時間”ができたら何をしますか?
同伴者と談笑でも、もちろんいいのですが、堀尾研仁コーチの著書「ゴルフ 迷わないラウンド術」に、「なるほど!」と思える解説があったので紹介します。
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ゴルフ 迷わないラウンド術
※QRコードで一部解説を動画確認できます
※サンプルを読む・Kindle版あります
これまでこのサイトでお知らせしていない内容です。同書の24~27ページを参考にしています。
時間ができたらクラブで芝をコスる その目的は?
ヒマといってもわずかな時間なのですが、堀尾コーチによるとプロはその短時間でもショットの精度を上げる努力をしているそうです。
それは「クラブで芝をコスる」動作です。
プロはショット待ちをしているときに必ず練習をしています。
多いのは右手にクラブを持ち、絶えずクラブのソールで芝をコスッている人。
次のショットに向けて自分と地面の距離を何気に測っています。
もちろん次に使うクラブでやり、打つ直前に素振りで芝をコスる。程度の差はあれ、プロもダフったりトップしないか不安なのです。
管理人も含め一般ゴルファーでは、こうした準備をしている人は少数派ではないでしょうか?
アマチュアの方の場合、クラブを持っていない人も多い。素振りをやるのも打つ直前だけで、大半の人は儀式的です。
プロは暇さえあれば「腕がこれくらい伸びれば地面に届く」「こうなら届かない」「こうだとダフる」とやり、絶えずリリースのタイミングをチェックしています。
やれば必ずショットが整うからです。
プロは歩く時でもクラブを振って芝をコスり、空間認識を高めているそうです。
堀尾コーチは素振りでも
「地面に触れるのが絶対条件。ちゃんとコスれるまでやること」
とアドバイスされています。
実に地味でちょっとしたことですが、こうしたことの積み重ねが差を生むのでしょうね。
談笑もいいですが、思い出したときに「芝コスり」を実践してみてはいかがでしょうか。
スイングにおいて新しい感覚が身につくかもしれません。
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