スイングプレーンとは「想像上の平面」であり、スイング中にクラブヘッドが描く面です。
アドレスした状態で、ボールから首に向かって一枚の板が立てかけられていると想像してください。
この板(平面)をスイングプレーンと考えます。
スイングプレーンに乗ったスイングとは、この平面に沿ってクラブが上がり、下がってくるスイングを言います。
スイングプレーンはゴルファーそれぞれの体格によって違いますし、同じゴルファーでもクラブの種類によって変わります(クラブの長さが違うため)。
正しくスイングプレーンに乗ったスイング(オンプレーンスイング)は
・トップで飛球線の後方から見ると、シャフトと左腕は一直線になっている
・その線は、同時にスイングプレーンとも一致している
・コックした状態の間グリップエンドは飛球線を指している
といった条件を満たしています。
オンプレーンスイングができればダウンスイングがボールに一直線に入ってくるようになります。
オンプレーンの軌道よりもシャフトが寝てフラットに近くなるとフックボールになり、シャフトがアップライト気味になると(垂直方向にずれると)スライスになります。
これらの場合は当然オンプレーンではないため、上の条件にある「コックしている間はグリップエンドが飛球線を指す」状態にはなっていません。
スイングがオンプレーンかどうかを調べるには、スイングしている自分の姿を撮影するのが一番です。
ゴルフスイング撮影用と銘打ったデジタルカメラも販売されていますし、いまはスマートフォンでの撮影も容易です。
スイングを客観的にチェックできるので、一度は自身の姿を撮影してみましょう。