左上がり斜面からのショットで最も注意すべきなのは、右肩が下がりすぎることです。
 
右肩が下がり過ぎると、
 
・クラブが下から入り、すくい打ちになる
・スイングの軸がぶれやすい

 
といった弊害があります。

左上がりの斜面であっても、上半身は平地と同じを心がけましょう。
 
上半身は平地と同じに、下半身は膝を曲げ気味にしてクッションを活かします。ただし両膝は斜面と平行で構いません。
 
膝を柔らかく使い、膝の曲げ具合で上半身を平地での構えに近づけます。膝を曲げ気味にすると腰が安定し、バランスもとりやすくなります。

左足上がり斜面でFW ポイント ひざ 腰 上半身[関連動画も]

斜面でフェアウェイウッド(FW)を使うのは勇気がいるものです。(私などはFWで打とうという発想自体がほとんどなくなってしまいます)
 
雑誌GOLF DIGEST 2012年 11月号に、今井克宗プロの「斜面を消して差し上げよう」という特集がありました。
 
ポイントを押さえれば、左足上がりの斜面でもFWを使えるそうです。
そのポイントをまとめて紹介します。


・膝は斜面と平行にし、膝のクッションをうまく使う

・特に右ひざを柔らかく使い、バランスをとる

・膝の曲げ具合で傾斜を調整する
 
上半身
・上半身は平地と同じ構えにする
・左足上がりだからと右肩を下げすぎない(下げすぎるとあごが上がりやすく、過度のアッパーブローになってしまう)
 

・膝を使うと、腰もどっしりとして下半身が安定し、軸がブレない

今井プロによると、両膝をうまく使えば斜面を消すことができます。

斜面を感じるアドレスでは軸を保つのが難しくなり、スウィングが複雑になってしまいます。

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