ピンまで100ヤード、急なツマ先下がり。
という状況で、クラブは何を選び、どんなスイングをしますか?
堀尾研仁コーチが著書「ゴルフ 迷わないラウンド術」で対処法を解説されています。
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ゴルフ 迷わないラウンド術
※QRコードで一部解説を動画確認できます
※サンプルを読む・Kindle版あります
同書の78~81ページから一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
この状況でピッチングウェッジでしっかり振るのはダメ!
こうした状況では、堀尾コーチは「ピッチングウェッジでしっかり振るのはNG」としています。
ティショットが左サイドの斜面に。
レイアップで100ヤード打ちたい場面で、あなたはどう対処しますか?
多くの人はピッチングウェッジなどの短いクラブでしっかり打とうとしますがそれは不正解。
NGな理由は以下のとおりです。
ツマ先下がりではピッチングウェッジのヘッドがボールに届かず、トップする可能性が高い。
ライが悪いからと短く持つほどそれが助長されます。
また、100ヤード打つとなるとしっかり振るのでボディバランスも崩しやすい。
しかもそのスイングでボールがつかまると、逆球が出てさらに左に打ち込むリスクもはらんでいます。
それではどうするのが正解なのでしょうか?
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7番アイアンでパンチショット スイングはコンパクトに
7番アイアンでコンパクトに振るのが正解です。
この状況での正解は、7番アイアンでパンチショット。小さな振り幅で”パチン!”とミートして100ヤード打ちます。
ツマ先下がりでは、スイング中に体が起きてカカト体重になりやすい。こうなるとヘッドがボールに届ききらずにトップするので、長い番手で小さく振るほうが安全なのです。
また、ツマ先下がりはフェースが開きやすいライ。ロフトが多いクラブほど大きく開くので、飛ばなかったり最悪シャンクもあります。
その点、ロフトが立ち気味の番手で軽く振れば、多少開いても大丈夫。
つかまりすぎて逆球が出たとしてもウェッジのように引っかけることはない。
小さな動きで安全にボールを目標に運べるのです。
つま先下がりで強く振るとバランスを崩しがちになります。
なので小さなスイングで安定感をキープします。ロフトも立っているので少しフェースが開いても大失敗を防げます。
こうした状況になったら試してみて下さい。
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