横田真一プロが著書「横田メソッド」で、グリップの強さおよびスイングのテンポについて解説されています。
スイングの特徴によって適したグリップの強さ、UTとFWどちらが向いているかなどが変わるのです。
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横田メソッド
※サンプルを読む・Kindle版あります
同書の45~46ページから一部を抜粋して紹介します。
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グリップの強さとスイング・クラブの重さの関連
グリップの強さはスイング中でも変化します。
スイング時のグリッププレッシャーも変わります。
これについてはスイング中つねに一定になるのが理想ですが、厳密にはインパクト時にはやや強くなる。
でないとボールに当たり負けするからです。
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スイングのテンポの速さやクラブの重さでもグリップは変わります。
速い人はグリッププレッシャーが強い。はじめに強めに握ってシュッ振り抜きます。
これに対してゆったり振る人は、ゆるめに握ってインパクトでグッと力が入ります。
「軽いクラブ→しっかり握る→速く振る」「重いクラブ→ゆるく握る→ゆったり振る」の組み合わせを覚えておくといいでしょう。
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切り返しが速ければUT まったりならFW その他の選択基準
UTとFWの基本的な違いをまずおさえておくと…
クラブをセッティングする際、ユーティリティかフェアウェイウッドかで迷うアマチュアの方が多いようですが、ユーティリティとフェアウェイウッドで何が違うかと言えば「長さ」です。
ユーティリティはフェアウェイウッドに比べて短い。
同じロフト角でも4番アイアンに近い長さなのがユーティリティ、シャフトが長いのがフェアウェイウッドです。
スイングのいくつかの特徴によってどちらが向いているかが違ってきます。
スイング的には切り返しが速い人ならユーティリティ、まったりならフェアウェイウッド。
詳細は後述しますが、前者はパンチショットのようにインパクトが短く、後者はボールを払うように打ちます。
コックを使うタイプならユーティリティ、ノーコックタイプならフェアウェイウッドと言ってもいい。
打球を低く抑えたければユーティリティ、ボールから上がりづらければフェアウェイウッドという選択もできます。
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UTかFWで迷っている方は横田プロの基準も参考にしてみて下さい。