ゴルフ好きの男の子このコンテンツではタイガー・ウッズ選手の話題を紹介します。

ウッズ選手の勝負強さがわかるデータとラウンド前練習についてです。
 
ウッズ選手の場合、ラウンド前に練習するクラブはほぼ決まっているそうです。




ウッズ選手 プレーオフでの驚異的な勝率

ゴルフのプレーオフは「精神力」と「運の良し悪し」が試される、ゴルファーとしての「強さのバロメーター」を計る場だと言われます。
 
主な選手の勝率(06年 2月時点)を挙げます。

タイガーウッズ 9割9分
フィル・ミケルソン 8割7分5厘
ビジェイ・シン 7割7分8厘
サム・スニード 7割6厘
トム・ワトソン 6割9分2厘

 
とウッズ選手の強さがずば抜けていることがわかります。
 
ウッズ選手は07年の8月、全米プロで4度目の優勝を飾り、連覇を果たしました。
 
今回の全米プロでウッズ選手は2日目で首位に立っていました。
 
ウッズ選手は、過去メジャーで二日目(36H)を終えて首位だった場合、7戦7勝しています。さらに3日目(54H)終えて首位なら12戦12勝とさらに勝率が上がるのです。
 

 
今回の勝利でウッズ選手が獲得したメジャータイトルは次のようになります。
(カッコ内の数字は優勝回数です)

97年 マスターズ(1)
99年 全米プロ(1)
00年 全米オープン(1)
  全英オープン(1)
全米プロ(2)
01年 マスターズ(2)
02年 マスターズ(3)
    全米オープン(2)
05年 マスターズ(4)
    全英オープン(2)
06年  全英オープン(3)
    全米プロ(3)
07年  全米プロ(4)

 

ウッズ選手 ラウンド前練習で使うクラブとシミュレーション

タイガー・ウッズ選手のラウンド前の練習パターンは決まっています。
 
スタートの1時間くらい前にドライビングレンジに入ります。
 
最初に行う練習はSWのアプローチです。その後PW、8I、4I、フェアウェイウッド、ドライバーと徐々に長いクラブに持ち替えていきます。
 

 
ドライバーを打った後は再びフェアウェーウッド、4I、8Iと短いクラブを打ち、最後はウェッジで締めます。トータルで70~80球ほど打つことが多いようです。
 
ウッズ選手はアマチュアゴルファーにも

普段の練習ではドライバー、フェアウェーウッド、ウェッジと4番・8番のアイアンを打つようにすれば良い。

とアドバイスします。
 
ウッズ選手自身もラウンド前の練習で使うクラブを変えることはほとんどありません。
 
ちなみにウッズ選手は大会期間中毎朝行う練習で18ホールを頭の中でシミュレートするそうです。
 
ポケットには各ホールのレイアウト図を入れており、練習の際には時折それに目を通しています。
 
そのレイアウトに基づいてバンカーの位置、風が吹いた時のパターンなどを考慮して練習しているのです。

ラウンド前練習最後の一球は必ず「あるクラブ」ゲンかつぎも

ゴルフ好きの男の子タイガーウッズ選手がラウンド前にドライビングレンジで練習する際、最後の1球は必ず「あるクラブ」で打ちます。
 
「あるクラブ」とは、その日のスタートホールのティーショットで使うクラブです。コースレイアウトや自然条件などによってドライバーやアイアンに変わります。
 
ラウンドに出て、朝イチのティーショットで緊張しすぎてミスしたことはないでしょうか?
 
ウッズ選手は、スタートホールのティーショットで使うクラブを最後に一発だけ打つことで、本番の予行演習をしているわけです。
 
本番では練習で最後にやったショットを繰り返すだけなので、緊張感はぐっと和らぎます。
 
「ゲンかつぎ」のルーティンとして、ウッズ選手はティーショットに入るまでの歩数を一緒にしています。