当サイトを訪問して下さるゴルファーの皆様は、ラウンド前の朝練習でどんなメニューを実践しているのでしょうか?
また、どんな方針をお持ちなのでしょうか。
朝練にも”鉄則”があり、方針を持って行うことでその後のラウンドでのスコアにも良い影響を与えられるようです。
雑誌「ゴルフトゥデイ」に、女子プロ選手の朝練のタイプと、実際にどんなメニューを行っているかの特集記事がありました。
ポイントとなる部分をまとめて以下に紹介します。
今後の朝練の参考にしてみて下さい。
(このコンテンツは雑誌GOLF TODAY 2017年 12月号(Amazon)24~32ページを参考にしています)
朝練習の方針3タイプ 基本重視・ミス防止・感覚
記事では、プロ選手の練習タイプを以下の3つに分類しています。
タイプ1 基本に忠実派
・渡邉彩香プロ
・種子田香夏プロ
いつも意識している基本をスタート前に繰り返す
→ミスを招く動きを防ぐことが目的で、コースでのミスを大きなミスにしないための練習
タイプ2 ミス対策派
・福田夏未プロ
・若林舞衣子プロ
コースで最近出やすいミスを修正する
→コースでミスが出てもすぐ修正できるよう、直し方を朝練で身体に覚えさせる
タイプ3 感覚派
・前田陽子プロ
・高木萌衣プロ
イメージどおりに打てるかチェックする
→感覚で練習することで、コースで考えすぎがなくなる リラックスできてテンポのよいラウンドが可能になる
自分に近いタイプはあったでしょうか?
どれかひとつでなくとも、いくつかの要素がミックスされている場合もあるでしょう。
何となく漠然と朝練するよりも、目的(タイプ)を明確にして行えば、その日の自分の調子を把握しやすくなります。
朝練で絶対NGなこと
最も重要なこととして、これら3タイプに共通する鉄則があります。
それは何かというと、
朝練で「上手くなろう」としない
ことです。
一般ゴルファーが失敗してしまう大きな原因は、「あわよくば、ラウンド前に上達しよう」と考えてしまうことなのだそうです。
それまでと違うことを試してしまったり、自分のフォームを改善しようとするのです。
これらは”迷い”を生み、ラウンド中も消えません。そのため自信を失う、スイングを崩す、といった最悪の状態を招きます。これでは、スコアは良くなるべくもありません。
「ゴルフトゥデイ」の記事では、朝練習でのそのほかの失敗要因として以下の3点を挙げています。その改善法も併記しておきます。
→「今日はこんな感じなんだな」と楽に考えるべき
2 真っすぐ打つことを意識しすぎている
→ショットの内容よりも、自分のその日の体調やクセをつかむべき
3 朝の練習量が多すぎる
→ミスを修正しようと打ち過ぎて疲れていては、肝心のコースで体力・集中力が持続できない
次のページから、各プロの練習内容を紹介していきます。
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