ゴルフ好きの女の子フェアウェイバンカー(以下 FWB)って難しいですよね。

グリーン周りのバンカーであれば、飛距離は無視して
 
「とにかくグリーンに向かって出す。高く上げる意識でOK」
 
と割り切れますが、FWBの場合はある程度飛距離を出してグリーンに近づけなくてはいけません。





無意識に力が入り、大振りして思いっきりダフッた経験はゴルファーであれば一度はあるのではないでしょうか。
 
ティーショットがFWBに入ると「コレはやばい・・・」と、二打目で早くも意気消沈してしまうのは管理人だけではないはず。(´Д`)
 
アマチュアにとってミスショットの確率は高く、大叩きの原因になりやすいのがFWBなのです。
 
どういうポイントに気をつければ良いのでしょうか?
 
ゴルフ雑誌「GOLF TODAY」2014年 04月号(Amazon)71~73ページに「芯喰うフェアウェイバンカー」という特集がありました。
 
有村智恵プロがショットのコツや注意点を解説されています。以下に記事のポイントをまとめて紹介します。

アドレスで一番大事なのは足を少し埋めること

有村プロの場合、両足を均等に埋めてスイング軸となる背骨を真っすぐにします。これにより、体がブレずに正確に打てるのです。
 
・足を少し埋めて重心を下げると下半身が安定する
いうまでもなく、FWBは砂地なので、ゴルフシューズのグリップ力は落ちます。踏ん張っても体がブレやすいのは仕方ありません。
 
そこで、足を砂の中に埋めて、下半身を安定させるのです。これは大きなポイントです。
 
FWBはグリーンサイドバンカーと比べると砂の量が少なかったり、砂が硬いことがあるので、足を無理に深く埋める必要はありません。
 
ほんの少し埋めて重心を下げるだけで体がブレなくなり、正確に打てるようになります。
 
体の上下動を防ぐには、アドレス時の目とボールの間隔をインパクトまで保つよう心がけましょう。
 
これで上下のブレもなくなり、ショットがより正確になります。
 

 
・ボールの位置は?
ショートアイアンなら、スタンスの真ん中に。ミドル~ロングアイアンはボール半分から1個左。
 
 
・足を埋めた分、グリップも短く握る
足を埋めると体がボールに近づくので、通常の長さのグリップではダフッてしまいます。埋めた分だけ短くグリップしましょう。
 
短く握ればスイングがコンパクトになり、ミート率がアップするという効果も期待できます。
 
「ミスしそう・・・」と不安になった時は、意識して短く持つとミスショット対策になります。
 
有村プロは、グリップエンドが5cmほど余るように思いっきり短くグリップすることもあります。ミスヒットが減って、シャープに振れるので飛距離ロスも少なくなるのです。
 
次ページでは

・きれいに打とうとしなくてもよい
・ハーフトップでOK
・ボールの赤道を打つ
・ダフりを防ぐ重心

 
といった、スイングでの具体的なポイントを紹介します。