このコンテンツは、前ページアプローチの距離感は振り幅ではなく肩で決めるよりもさらに混乱の原因になるかもしれません。
当サイトユーザーの皆様は、ラフからのボールをアプローチする際、クラブフェースは開きますか?閉じますか?
もちろん「場合による」という注釈がつきますが、私の場合、ほとんどのケースで開く意識を持ちます。
これは、そのほうが振り抜けが良さそうなイメージがあり、当サイトでもその旨の記事を書いています。
しかし内藤雄士コーチは、私のこうした先入観とは真逆の主張をされています。
「ラフからアプローチをする際、ツアープロはフェースを開いて大きく振ってフワリとした球を打ちます。
でも、これはアマチュアにとっては相当難しい打ち方。
トップをしてグリーンオーバーのOBの恐さからインパクトで緩み、今度は逆にダフり・・・といいことがありません」
アマチュアがフェースを開いて打つと、ミスを招きやすい、というわけです。
それでは、どのような打ち方が良いのでしょうか?
「オススメなのは、フェースを閉じてボールの手前3センチの芝ごと払い打つ。
芝の抵抗が大きいですが、その分緩まずに振り抜けて、しかもトップの心配がありません」
「フェースを閉じる」のは、芝の抵抗でフェースがわずかに開いてしまうからです。
内藤コーチのこの打ち方には、注意点が二つあります。
まず、グリップギリギリに短く握ること。
芝ごと払う打ち方なので、ヘッドに大きな抵抗がかかります。それに負けないためにも、短く握る必要があるのです。
そしてもうひとつ、ヘッドをインサイドに引いてはいけません。
インサイドに引くとフェースが開いて手先でヘッドを動きやすく、インパクトが安定しなくなります。
なので、ボールに近づいて肩をタテに動かす意識でスイングしましょう。
実は当サイトでも、「ラフからでもフェースを開かずに打つ」ケースを紹介しています。
上のコンテンツには、それぞれ次のような主旨の記事を書いています。
「夏ラフ上にボールが完全に浮いていて、アイアンで打つ場合は、フェースはまっすぐのままで、払い打つイメージでスイングする」
「あまりフェースを開かず、ゆっくり芝を倒していくイメージで振る」
上の記事と、内藤コーチの指摘を勘案した結果、管理人はラフからのアプローチに対して以下のような認識を持っています。
◆フェースは閉じる
◆払うスイング
の意識で、
ボールが沈み気味であれば、
◆フェースは開く
◆打ち込み気味のスイング
の意識を強くする
ラフからはフェースを閉じる、と内藤コーチは主張されていますが、ラフに深く沈んでいるボールを閉じたまま払い打つの難しいのではないでしょうか?
管理人としては、上で書いたようにボールの状態で変えるのが良いと考えています。(内藤コーチもその旨の指導をされているのかもしれませんが)
当サイトユーザーの皆様はどのようにお考えでしょうか。