ゴルフ好きの男の子ここまでの金銭的負担は、いわば子供への投資です。
 
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子供がプロになるには 何歳からゴルフを始めるか

その投資は、子供がツアープロになるまで続きます。
 
プロ資格を得るためには、クオリファイングトーナメントに参加し、好成績をおさめなくてはいけません。
 
そしてこのトーナメントに参加するにも条件があります。
男子の場合は、高校卒業時点で
 
・日本ゴルフ協会(JGA)ハンディキャップが3.0以内
・日本国内のゴルフ部在籍経験者(学校が認めた部活動で3年間在籍)
 
が条件になります。
(他にもありますが、ここでは割愛)
 
クオリファイングトーナメントは、ファースト、セカンド、サード、ファイナルの4段階で行われ、高校卒業時点で参加できるのはファーストからです。
 

 
各段階での参加プレーヤー人数と特徴、必要な参加費用(エントリーフィー)をまとめます。
 
※人数は年によって差があります
※以下は男子の場合であり、今後変更される可能性があります
 
ファースト 10万8000円
300人参加

セカンド 21万6000円
ファーストを勝ち抜いたプレーヤー60名
過去10年にセカンド以降に進出した選手1000名

サード 21万6000円
セカンドを勝ち抜いたプレーヤー350名
過去にツアーメンバーとしてトーナメントに参加していた選手600名

ファイナル 21万6000円
サードを勝ち抜いた200名
ファイナルの上位120名が翌年のチャレンジトーナメント出場資格を得る
上位30名が翌年のツアートーナメント出場資格を得る

チャレンジトーナメント
賞金ランキング1位のプレーヤーが翌年のツアートーナメントの出場資格を得る
上位者もツアートーナメントの優先出場権を得る

ツアートーナメント
フルシーズンの出場有資格者は約100名
 
※女子の場合は男子と少し異なりますが、ここでは割愛させていただきます。
 
パットする女性
 
これらのクオリファイングトーナメントを経ずに、プロになった例もあります。
 
石川遼選手はツアートーナメントに主催者枠で参加し、15歳ながら優勝します。
 
ツアーのルールではシード権を獲得できるため、プロに転向できるのです。
 
また宮里藍選手は高校3年の時に優勝し、LPGAの規定でプロゴルファーのライセンスが交付されました。
 
石川選手・宮里選手は、高校生というアマチュアでありながらプロの大会に挑んで優勝し、いわば飛び級でプロになったのです。
 
※関連コンテンツ
石川遼選手の父・勝美さんの献身
 
ここまでの内容をざっくりまとめます。

個人練習費用 年間150万円×年数

ゴルフ強豪高校 部費年間10~40万円×3年

ゴルフ強豪大学 部費年間10~40万円×4年
(高校卒業後すぐツアー大会やクオリファイトーナメントに挑戦する場合は必要なし)

クオリファイングトーナメント 
ファーストからファイナルまで参加すると75万6千円

 
学費や遠征費用はここでは除外しています。道具代や生活費、車の燃料代なども加算すれば、最終的には数千万円になるでしょう。前ページで紹介した「プロになるまで家2軒」は大げさではないのです。
 
しかも、プロになっても大会で勝てなければ稼げませんし、1~2年勝てても、その成績を維持するのは極めて難しいのです。
 
指導する男性
 
結論としては、(管理人の金銭感覚では)子供をプロゴルファーにするのはやっぱりお金がかかるようです。
 
ちなみに私はこれまでの人生で、子供をプロゴルファーにする方針の人に二人会ったことがあります。いずれも会社を経営されていて、お金持ちでした。
 
ただ、お金がかかるとはいえ、チャレンジしなければプロゴルファーにはなれません。
 
前ページで紹介した経費を抑える方法や、現在ではゴルフ塾も全国にあります。
 
家族の協力のもと、プロを目指すのも良いのではないでしょうか。
 
このコンテンツは「もしも子供から『スポーツ選手になりたい!!』と言われたら」65~81ページを参考にしました。
 
その他のプロスポーツ選手(野球や相撲など)になる場合の分析もあり、大変参考になる書籍です。