ゴルフ好きの男の子野球解説者の西崎幸広さんは、プロ野球の選手になってからゴルフを始めました。
 
一軍選手になると「ほぼ強制的にゴルフをやらされる」そうで、自発的に始めたわけではありませんでした。
 
当初はいろいろとお金がかかることにビックリしていましたが、続けていくうちに「やるからには誰にも負けたくない」と思うようになり、真剣に取り組むようになったそうです。

(このコンテンツは雑誌週刊現代 2017年 5/20号142~143ページを参考にしています)
 
いまではゴルフ歴は30年、ベストスコアは69で、アベレージは70台後半~80前後です。
 
ウッドとアイアンはキャロウェイ、ウェッジはタイトリストを使用しています。

アプローチイップスに どうやって克服?

4年ほど前には、アプローチのイップスも経験しています。
 
ダフりが3回続いた後に2回トップをしたら、怖くなってウェッジを使えなくなったのです。
 
それからしばらくは、5番アイアンなどを使って、ひたすら転がしていました。
 
「軍手をして打つといい」「逆手にしてみては」など、いろいろアドバイスを受けましたが、何を試しても治りません。
 
でも、しばらくゴルフから離れていたら、いつの間にか治っていたそうです。

慌ててホールインワン保険に

昨年はホールインワンを達成しました。
 
コースは千葉県のグリッサンドGC。
 
140ヤードの距離を9番アイアンで打つと、ボールはピンを目指してまっすぐ飛んでいきました。
 
グリーンでボールを探しますが、見あたりません。
 
すると仲間がカップの中のボールを見つけて、ホールインワンだとわかりました。
 
しかし、カップに入る瞬間が見えていたわけではないので、あまり感動はしなかったそうです。
 
それよりもホールインワン保険が切れていたのを思い出し、「ヤバい」という気持ちのほうが強かったようです。
 
その日は親しいメンバーとプライベートのラウンドだったので、逆にお祝いで奢ってもらいました。
 
あれが大きなコンペだったら大変なことになっていたと、慌てて保険に入り直したそうです。

野球とゴルフ

ちなみに「野球選手がゴルフを始めると、野手よりも投手のほうが上手くなる」そうです。
 
その理由は技術的なことではなく、投手には負けず嫌いな人が多いから。スコアで負けていると悔しくて、ゴルフの練習にも熱が入るのです。
 
西崎さんは「野球のピッチングの組立てと、ゴルフのコースマネージメントは似ている」と考えています。
 
以前の西崎さんはティグラウンドに立つと必ずドライバーを握っていましたが、いまはスプーンやアイアンで刻んでいけるようになり、スコアが安定してきています。
 
ただ、トーナメントコースの名物ホールでは、やはりチャレンジ精神が沸いてきます。
 
太平洋クラブ御殿場コースの18番パー5では、池越えの2オンに挑戦しました。
 
これは池に入れてしまいましたが、水際からのウォーターショットにチャレンジ。
 
今度は見事に決まり、池から脱出できただけでなくカップから1ピンくらいまで寄せることに成功します。

思い出のラウンドと今後の夢

プロアマ大会に出場し、フィル・ミケルソン、ランディ・バース、大沢啓二さんといった大物とラウンドしたのは忘れられない思い出です。
 
ミケルソン選手は基本的に軽く打っていましたが、一度だけ本気で振った時はスゴかったそうです。
 
来年はぜひ、米国アリゾナ州のTPCスコッツデールでプレーしてみたいと考えています。
 
松山英樹プロが優勝した、フェニックスオープンが開催される名門コースです。
 
プレーができれば最高ですが、それができなければまずは試合を見て、思い切り声を出して応援したいそうです。