内藤雄士コーチは、
アドレス時に右ヒジを身体に向けてスイングすると、いい軌道にクラブが上がる
としています。
これは言い換えるなら右わきを締めてスイングするということなのですが、内藤コーチは右ひじの向きを意識するようアドバイスしています。
右ヒジの向きは軌道を操作する重要なポイントになるのです。
(このコンテンツはGOLF TODAY 2017年2月号(Amazon)129ページを参考にしています)
右ヒジを外向き(右わきが開いた状態)で構えると、右ヒジはバックスイングでうまくたためなくなり、クラブは外に上がっていきます。
これはスライスの原因になるカット軌道のスイングです。
対して右ヒジを身体に向けて(右わきは締まった状態)構えると、アドレスでできたシャフトの延長戦上に、右ひじがきれいにたたまれてクラブを上げられます。
このシャフトの延長線上はシャフトプレーンと呼ばれ、曲がりにくい弾道を生む、最も理想的な軌道なのです。
ただし、右わきを締めすぎるのもよくありません。
ギュッと締める意識が強すぎると右肩が下がりがちになり、クラブがインに上がってしまいます。
スイングの際には、右ヒジの向きにも注意してみて下さい。
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