「ツアープロが明かす ゴルフ上達メソッド108ヶ条」で、篠崎紀夫プロが「ストレートボールにこだわるのはNG」と解説されています。
そもそも篠崎プロはゴルフを指導する際、ストレートボールの打ち方は教えないそうです。
これはどういうことなのでしょうか?
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ツアープロが明かすゴルフ上達メソッド108ヶ条
同書の72~73ページから、一部を抜粋して紹介します。
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真っすぐ打つ意識が上達の妨げ ストレートボールの打ち方は教えない
(管理人も含め)一般ゴルファーの多くは「曲げたくない」と考えるのではないでしょうか?
つまり真っすぐな弾道を意識しているわけですが、篠崎プロはこの考え方を真っ向から否定されています。
僕はツアー転戦費用を捻出するために、所属先のゴルフ練習場でレッスン教室を開いています。
その経験からいえるのは、アマチュアのみなさんはストレートボールを打とうという意識が強すぎます。
この意識を取り除くことが上達への近道なのです。
通常のレッスン書ならグリップやアドレス、スイングの基本などから始めるのでしょうが、僕はあえて球筋への意識からアドバイスしようと思います。
篠崎プロによると、ストレートボールを打つ意識は、スコアを崩す原因になるそうです。
まずは自分のベストスコアを思い出してみて下さい。
絶好調のゴルフで90台や80台のスコアが簡単に出た。しかし、その一方でリズムが狂ってしまうと途端に100の大台もある。
どちらも実力なのですが、なぜそんなにスコアの差が出るのでしょうか。
その答えは、「ストレートボールを打とう」という意識が強すぎること。
ベストスコアを出した時は、ショットが曲がらなかったはずです。
反対に大たたきした時はショットが曲がってばかりいたのでしょう。スコアが乱高下するのは、ボールを真っすぐに打とうと考えているためであり、ショットが曲がりだすとその修正がきかなくなるからなのです。
制御ができない曲がり方をするとスコアが崩れるわけです。
それならば、意図して曲げるよう打てばコントロールが利き、精度も上がります。
ズバリ、上達してスコアをまとめたいなら、ショットは曲げて打つ!これが鉄則、奥義です。
僕のゴルフ教室では、生徒にスライスとフックしか打たせません。
もちろんストレートボールの打ち方は教えません。
そもそもプロでも”常に真っすぐ”ではありません。
ツアープロでも、常にストレートボールを打てる人などいないのが現実ですから、練習量の少ないアマチュアゴルファーには、真っすぐ飛ぶ球筋は到底打てない高根のショットなのです。
もちろんツアープロの場合はスライス、フックのサイドスピン量が少ないため、ストレートフェードやストレートドローといった曲がりの少ない球筋になります。
絶対に右か左かに曲がるショットを打つ練習。それがコースラウンドで効果を発揮し、スコアメークに直結すると断言できます。
まずはストレートボールを打つ意識を捨て、頭を白紙にしてください。
真っすぐを意識することの是非については、関連記事も作っています。
お時間があったらチェックしてみて下さい。
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