当サイトを訪問して下さる検索ワードはいろいろありますが、中でも多いのは「コック」がらみのワードです。
これはコックに関する記事を複数書いているからなのですが、あらためてこれらに目を通してみると、「コックを作るタイミング」について書いた記事は無いのに気づきました。
「肩の高さまでにコックはほぼ完了」
といったポイントは頭ではわかっていても、実際にボールを前にするとコックのタイミングがバラバラになる、という悩みを持つゴルファーは多いようです。
何か分かりやすい説明はないか?と探してみたところ、ありました!
雑誌「ALBA TROSS-VIEW (アルバトロス・ビュー)」 2012年 6/28号(Amazon)の連載「宮里道場」に、コッキング開始のタイミングをつかむ練習法が紹介されていたのです。
その練習では「正しいコックのタイミングを体得するための、宮里道場とっておきの秘密兵器」を使います。
その秘密兵器とは・・・
ティッシュペーパーの箱です。
使い方は極めて簡単。
球の後方(右側)30cmほどの場所に箱を置いて、アイアンをスイングします。(スイングは円軌道なので、箱は少し手前に引いて置きます)
そしてスイングの際、その箱をクラブの背で払い飛ばしてテークバックするだけです。
コックを早く作ってしまうと、ヘッドが箱の上を通過してしまうため、箱は飛ばせません。これはコックのタイミングを早くしすぎず、一定にするためのの練習です。
箱をクラブで押している間は、コックが作られません。自然と手首が伸び、力みも消えます。そのままクラブを上げていけば、自然とコックが入り、タイミングも一定になります。
実際にやってみましょう。
「宮里道場」によると、「払い飛ばしてコッキング」を心がければ、
テークバックに躍動感とダイナミックさが生まれてきます!本当にイージーですよ!
(漫画のキャラクター)「おおっ テークバックが毎回同じように上がる!」
「俄然スムーズじゃねえか!」
なのだそうです。
クラブをスイングできるスペースは必要ですが、この練習は必ずしもボールを打たなくても実践でき、自宅でも可能です。
自宅での素振りの際、実際に箱を置いて試してみましょう。
コックを作るタイミングで悩んでいるなら、この練習法で「払い飛ばしてコッキング」の感覚を試してみてはいかがでしょうか。
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