バンカーや傾斜からのショットなど、誰にでも苦手な場面はあるものです。
 
スイングに自信がなかったり不安を感じていると、起こりやすい現象があります。

この現象のために普段通りのスイングができなくなり、ミスショットが出てさらに苦手意識が増す、という悪循環が起こることも。
 
不安がスイングに悪い影響を及ぼさないよう注意する必要があります。

不安になると起こりがちな変化2つ

不安になると起こりがちな変化を二つ紹介します。
 
猫背になる・背中が丸くなる
自信が無い時、アドレスで背中が丸くなりませんか?
 
普段は背中を伸ばした前傾姿勢でアドレスしているはずです。猫背になると、いつものスイングは当然できなくなります。
 
スイング前に不安を感じたら、背中がシャンと伸びているかをチェックしましょう。
 

 
手打ちになる
不安を感じると肩周辺に力が入り、上体の回転がスムーズに行かなくなったり、スイングが縮こまったりしがちです。
 
するといきおい手打ちになり、本来のスイングではなくなってしまいます。
 
不安を感じるのは仕方ないとしても、それが姿勢やスイングにまで影響するのは良くありません。
 
いつも以上に「普段のアドレス」を心がけ、体の力を抜くための「ゆっくりとした大きな素振り」などをショット前に行うと良いでしょう。

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レイアップも選択肢に

「このまま打ったらマズいかな・・・」と感じる時は、レイアップもひとつの手です。
 
ゴルフにおけるレイアップとは、簡単に言うと「安全策をとること」です。危険を避けるための回り道、とも言えるでしょう。
 
もともとはバスケットの用語で、リングにボールを置くようにはなつシュート、あるいは一旦ボードに当ててからリングに入れるシュートをレイアップと呼んでいます。
 
レイアップは成功率の高いシュートとされています。
 
ゴルフでも成功率の高い攻め方(つまり安全策)をすることをレイアップといい、バスケット用語としてよりもむしろゴルフ用語としてのレイアップの方が認知度が高いかもしれません。
 
木の根元のボール
 
レイアップは、大叩きを防ぐために必要な考え方です。
 
林の中に打ち込んでしまって、木の間からグリーンが見えているとしましょう。
 
この場合、「このまま狙って絶対に乗せる!」と攻めますか?それとも林から一旦出して改めてグリーンを狙いますか?
 
後者の攻め方がレイアップで、スコアを崩さないためにはこちらを選択するべきです。(直接狙うことに絶対の自信がある場合は別です)
 
確かに一打損する気分になりますが、前者ではヘタをすれば一打どころではなく大叩きの可能性があります。
 
最悪の場合は精神的に折れてしまうこともあるでしょう。こうなると、もうその時点でラウンドは終了ということになりかねません。

「いつ、どんな状況でも前進あるのみ!」ではいわゆる「猪突猛進」「匹夫の勇」になってしまいます。
 
森や林、OB、ウォーターハザード、深いバンカーなど、「スコアを崩す要素」はかわすことも大事です。
 
「スコアを伸ばす意識」だけでなく、「スコアを崩さない心がけ」も必要だということです。
 

 
プロの試合でも「ナイスボギー」という言葉をしばしば耳にします。大ケガさえしなければ、次のホール以降に望みはつながるのです。
 
どうしても大叩きをするクセがある場合、「転ばぬ先の杖」ならぬ「大叩きの前にレイアップ」を心がけてはいかがでしょうか。

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有村選手・上田選手の心がけ

メンタルに関連して、有村選手・上田選手のイメージ・心構えについてひとつ。
 
2011年5月7日の東京スポーツ新聞に、有村智恵・上田桃子両選手の精神面についての記事がありました。
 
簡単にですが紹介します。
 
国内女子メジャー初戦「ワールドレディスサロンパス杯」の二日目、前日はドライバーが曲がりまくった有村選手ですが、この日は小田キャディーのアドバイスで、9番以外は全てフェアウェーをとらえました。
 
そのアドバイスとは
 
「センター前ヒットを打つイメージで」
 
でした。
 
ゴルフにはちょっとそぐわないイメージかもしれませんが、フェアウェイをとらえるのであれば結果オーライです。

また、首位に立った上田選手が心がけたのは
 
「平らな気持ちで次のプレーに集中」
 
であり、こちらはよく聞く考え方です。
 
メンタルを平静に保つため、オーソドックスな教訓と共に、時にはやや意外なイメージを持ってみるのも良いかもしれません。
 
「集中する」件については、こちらのコンテンツもご覧ください。
「無心でスイングする」とは「集中」との違い

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