「ツアープロが明かす ゴルフ上達メソッド108ヶ条」で、小田孔明プロが飛ばしのコツを解説されています。
そのココロは「速く振る」「体を大きく回す」といったことではないようで…
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ツアープロが明かすゴルフ上達メソッド108ヶ条
同書の12~13ページから一部を抜粋して紹介します。
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「飛ばそう」ではなく「曲げない」意識を持つ
小田プロはドライビングディスタンス部門で2位になったこともある”飛ばす”プロですが、飛ばそうと意図して振ることはありません。
その代わりに意識するのは…
試合中も飛距離計測ホールを迎えて、「よし、一発飛ばしてやるぞ」とドライバーを振り回したことはありません。
むしろ、「曲げないように、フェアウェーをとらえるぞ」という意識を強く持ってショットに臨んでいます。
飛ばそうと意識したことは本当にないのです。
当然ですが曲がると飛距離が稼げません。
飛んで曲がるよりも、曲げなければ、それだけ飛距離ロスを抑えられる。
その積み重ねがドライビングディスタンス上位という好成績につながっているのです。
小田プロは、一般ゴルファーにありがちなミスを指摘されています。
皆さんは、ドラコンホールを迎えると、バックスイングを大きくして、ダウンスイングでヘッドスピードを速めようとクラブを目いっぱい振り回していませんか。
それでうまくボールをとらえられたなら、飛距離アップが期待できるかもしれません。しかし、飛ばしたいと頭で考えても、実際はあらぬ方へ飛んでないでしょうか。
それでは、曲げないための小田プロのコツは何なのでしょうか。
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核心は「スイングから無駄を一切取り除く」具体的には…
小田プロが意識している、飛ばすスイングのキモはこちら。
まずは僕の飛ばし法の核心からお教えしましょう。
スイングから無駄を一切取り除くこと。
もっと具体的にいうなら、バックスイングをコンパクトにして振ることです。
大きなバックスイングはミスを生みやすいのです。
大きなバックスイングを取れば取るほど飛距離が伸びそうに思えますが、実際は違います。
体がスエーしたり、クラブがスイングプレーンから外れたりとスイングに無駄な動作が生じやすく、それがミスヒットを招きます。
飛ばそうとして、飛ばないスイングになっているのです。
その点、コンパクトなバックスイングは利点だらけです。
その点、「バックスイングをコンパクトに。左肩がアゴの下に触れたらバックスイング終了!」のイメージを持てばインパクトでボールを強く叩けるし、大きなフォロースルーをきちんと取れるのです。
それでパワーをロスなくボールに伝えられ、無駄なスイング動作をしない分だけショットは曲がりにくくなる。もちろん飛距離がアップします。
無駄のない「飛ばしのエコ・スイング」で、ゴルフコンペのドラコンを取ろうではありませんか。
管理人の場合、飛ばそうと意識すると、どうしても「動作を大きく・速く」する傾向があります。
確かに飛ばすためには間違いではないのでしょうが、それはボールをちゃんと捉えられたらの話。
技術のあるゴルファーには正解ですが、私はまだまだコンパクトなバックスイングを心がけたほうが結局は飛距離が伸びそうです。
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