このコンテンツでは、ALBAの「きっちりアプローチ&パットで『ナイスパー』」から、中嶋常幸プロのバンカーショットでのアドレスを紹介します。
バンカーから打つ際、中嶋プロがアドレスでチェックするのは以下の4つです。解説も併記します。
(このコンテンツは、きっちりアプローチ&パットで「ナイスパー」の28~29ページを参考にしています)
ボール位置は心臓の真下を基本に
中嶋プロの場合、正面から見て心臓の真下にボール(心臓の直下という意味ではありません)を置きます。
よほどの傾斜でない限り、この位置が基本になります。
ボールの位置を決めることで砂を取れる量の基本ができ、距離感も作りやすくなります。
ショットごとに位置を変えるのは、プロでも難しいもの。他とは違うショットが必要なバンカーだからこそ、シンプルに考えるのがキモです。
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フォローの手元が邪魔にならないようスタンスを開く
どれくらい開くかは、状況によって変わるので一概には言えません。
とはいえ「フォローで手元が邪魔にならないように開く」という基準を基本にして、振り抜きやすいように開けばOKです。
フェースは45度開くのが基本
フェースはスクエアの状態から45度開きます。これが基本になり、この開き方でどれだけ飛ぶかの基準を作ります。
フェースを開くのは、バンスを使うためでもあります。バンスを使えば、砂も上手く取れます。
ただしフェースを開くほどバンス角が大きくなるのは意識しておきましょう。
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腰を落として構える
これはバンカーショットのアドレスでは特に重要なポイントです。フェースを開いて構えるので、腰が高いとフェース面が右を向き過ぎてしまいます。
腰を落として構えると、フェースを開いても右への飛び出しを防げるのです。
安定性も増すので、足場が不安定なバンカーでも軸がブレず、ザックリやトップなどのミスが激減します。
バンカーショットでのボールの位置は「左かかとの延長線上」という解説が多いのではないでしょうか。
中嶋プロのやり方と微妙に違いますが、いずれも試してみて、自分に合う方法を採用してみてはいかがでしょうか。