”アドレスでは飛球線と平行に構える”とは常識になっています。
しかし一般ゴルファーは気づかないうちに左右どちらかにアドレスがズレてしまうことがあります。
このズレはアドレス全般に発生する可能性があり、パットでは左を向く傾向があるようなのです。
このコンテンツでは雑誌「ALBA」2015年11/12号176~177ページを参考に、そのズレの矯正法を紹介します。
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- ALBA 2015年11/12号
※試し読み・kindle版あります
パットでは左を向きやすい その理由と矯正する方法
パットのアドレスが左右どちらにズレてしまうかは、ゴルファーによって違いがあるのですが、一般には左を向いてしまう傾向があるそうです。
「ALBA」の記事では、その理由がこのように解説されています。
・パッティングでは、目標を確認するために顔を左に向ける動作を繰り返す
・これが続くと自然に右肩が出てきて、それが当たり前になる
・すると右肩が「かぶった」状態がクセになり、アドレスが左向きで固定し、スクエアな姿勢ではなくなってしまう
それでは、これを矯正するにはどうすれば良いのでしょうか?
「ALBA」の記事では「左打ち」、つまりレフティでのパッティング練習を勧めています。
やり方は簡単です。
↓
・右打ち用のいつも使っているパターをひっくり返して左打ちに構え(グリップも普段とは逆)、ヘッドの先で打つ
↓
・もちろん遊び半分ではなく、真剣にカップインを狙う
右打ちと真逆の動作になるので、アドレスのゆがみが自然と矯正されるわけです。
右打ちではアドレスでもストロークでも、無意識に左目を使うことが多くなります。これも身体の「かぶり」を招きます。
この練習法は、その左目偏重を是正する効果があります。
また、ヘッド先の狭い面で打つため、ストローク軌道の改善にも役立ちます。
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体の歪み矯正に ショットでも左打ちを試しては
別コンテンツ片山晋呉プロの左打ち練習では、片山晋呉プロが左打ちでラウンドする件を紹介しています。
片山プロは身体のゆがみを解消する目的で左打ちを実践しているのです。
ゴルフはいわば左右で偏りのある動作を繰り返します。
なので長年続けていると身体の左右で筋肉の使い方に差が生まれ、体のゆがみを招きます。
片山プロはレフティでラウンドしても80台で回るそうですが、アマチュアが左打ちのクラブ一式を揃えてプレーするのは難しいものがあります。
そこで、左打ちのドライバーとアイアン一本を使って、打ちっ放しで練習してみてはどうでしょうか。
上で紹介した左打ちのパッティング練習は、自宅のパターマットでもできます。
もちろん最初はまともに当たらず、とんでもないところに飛ぶでしょうが、それは言い換えるなら右打ちに極端に偏っていることの表れです。
左打ちにはスイングの力みを取る効果もあるそうです。
実践する人は少ない左打ちですが、やってみるとスイングの改善に貢献してくれるかもしれませんよ!
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