当サイトを訪れて下さるゴルファーは、
ダメだ!調子悪い!(´Д`)
という時、どのクラブで練習されるのでしょうか?
スランプの時に”立ち返る”1本はどれ?
とも言い換えられるかもしれません。
雑誌GOLF TODAY (ゴルフトゥデイ) に、「アマチュアこそ悩んだ時に立ち返るこの1本を持とう!!」という特集がありました。
以下にポイントをまとめます。
まずは、主なプロの「立ち返る1本」を紹介します。
(このコンテンツは雑誌GOLF TODAY 2018年3月号16~27ページを参考にしています)
プロが悩んだ時に練習するクラブ
ゴルフをしていると、「曲がってしまう!」「何でダフるの?」「飛ばないなぁ」など、様々な悩みが出てきます。
そうした悩みを解決するため、各プロは「立ち返る1本」を持っています。
いわば、「これで練習すれば、あらゆる悩みを改善してくれる万能の一本」ですね。
主なプロの1本と、その理由を挙げます。敬称略しています。
福田真未・・・8番アイアン
「軌道をオンプレーンに戻すために8番でハーフショットをします」
堀琴音・・・5番UT
「U5がゴルフの生命線。これが良ければ全て上手くいく気がするんです」
藤田寛之・・・PW
「ショートスイングを左右対象に。それでバランスをとってます」
宮本勝昌・・・7番アイアン
「ロフトありすぎず無さすぎずの、真ん中クラブで基本に戻る練習をします」
小鯛竜也・・・3番アイアン
「球を上から打ち込む練習をしたいので、ロングアイアンです」
今平周吾・・・7番アイアン
「中間のクラブで、自信をつけてます」
永井花奈・・・6番アイアン
「アイアンの中で一番長いクラブで練習したら、全部よくなる気がするんです」
こうした「一本」はそれまでの練習と実戦を経て選ばれたものであり、本人だけにしか分からない理由があります。
アマチュアも、こうした「これを練習しとけば、どうにかなる」一本があれば、悩み解消の助けになるのは間違いありません。
とはいえ、練習と試合の数を重ねるプロであれば、クラブも自然と淘汰されて選ばれるでしょうが、アマチュアはそうはいきません。
そんなゴルファーのために、中井学コーチがオススメする一本があります。
それは・・・
ウェッジ
です。
その理由を次に説明します。
中井コーチがウェッジを勧める理由
中井コーチは、
ウェッジでできないことは、どの番手でもできない。それくらい全ての基礎がウェッジには詰まってるんです。
としています。
さらに詳しい理由は以下のとおりです。
1 ロフトがあるのは難しい その性質を利用する
ロフトがあるクラブはフェースに球を乗せるのが難しい。この性質を利用して、フェースに球を乗せる練習をする。
2 一番重いクラブなので体幹のトレーニングができる
14本のクラブの中で、一番重いのがウェッジ。これを振ることで、体幹などの筋力トレーニングになる。
3 短いクラブで打てないと、長いクラブも打てない
短いクラブで打てなければ、それ以上長いクラブでは打てません。まずは短いクラブで基本を固めて、長いクラブで応用しましょう。
ウェッジを「立ち返る一本」にしているプロのコメントを紹介します。
市原弘大プロ(58度)
「体の筋肉全体を使って、スイングする練習をします」
堀川未来夢プロ(52度)
「ウェッジはスコアをつなげるのに一番大事なクラブ。フェースをローテーションさせない練習をします」
青木瀬令奈プロ(58度)
「ティアップしてウェッジで軌道を確認する練習をします」
最後に、中井コーチのコメントです。
ボクはウェッジをオススメしますが、あくまでも、ウェッジじゃなきゃダメ!という訳ではありません。
なるべく短い番手で立ち返ることをオススメします。
(中略)
ウェッジを減速ではなく、加速させることが全てのショットの上達につながるんです。
「悩んだ時の一本」は、各自で違っていて何も問題ありません。
しかし特にそういうクラブがなく、悩んだ時にあれこれ手を出してワケがわからなくなる、という場合はとりあえずウェッジを試してみてはいかがでしょうか。
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