アニカ・ソレンスタム選手は「ゴルフ選手の友人は作らない主義」なのだそうです。ツアーでも孤立しているように見えるときすらあります。
宮里藍選手も「アニカはいっつも、一人なんです。時々寂しそうに見えることがあります」と語っています。宮里選手にはそれが「女王の孤独」と感じられるのだとか。
ソレンスタム選手はプロになってすぐは引っ込み思案で人の視線が非常に気になっていたそうです。
試合で優勝するとマスコミが大騒ぎするので精神的に耐えられなくなり、しばらくゴルフから遠ざかることもありました。
その後ソレンスタム選手はピア・ニルソンコーチの指導を受け、才能を開花させました。
ちなみにソレンスタム選手は練習をいつもウェッジの練習から始めるそうです。
その後は偶数あるいは奇数のアイアンの練習を行います。そしてドライバーを打つ前にはもう一度ウェッジを打ちます。
練習でドライバーショットを中心にするのは「スイングが力みがちになるので」否定的です。
またソレンスタム選手はショートゲームを中心に練習することでも知られています。練習のほとんど(70%ほど)はショートゲームの練習に費やします。
ソレンスタム選手のパター・ネックの形とフェースの素材
アニカ・ソレンスタム選手は、06年3月の米女子ツアー「マスターカード・クラシック」で3年連続ツアー初戦Vを飾りました。
ソレンスタム選手は勝利のカギになった一打として、最終日13番ホールのバーディーパットを挙げていて、
「距離は15フィート(約4.5メートル)だけど、スネークライン。自分でもいいパッティングができたと思うわ」
「(その前12番ホールでの)パットで急にフィーリングをつかむことができた」
と語っています。
女王・ソレンスタム選手が使うパターは「ホワイトホット 2ボール ブレード」(オデッセイ)です。(当コンテンツエントリー時)
白いフェース面はツアープロたちが好んで使うボールのカバーと同じサーモセットポリウレタンでできていて、インパクトの感触がソフトなのが特徴です。
またソレンスタム選手はパットのアドレスの際、センターでボールを構えるため、それに合わせてネックをピン型にしてあります。
ちなみにソレンスタム選手は3m~4.5mのパッティングを一番練習するそうです。
本人いわく「そのくらいの距離がバーディーになる確率が一番高いから」だとか。
アマチュアの場合はもっと短い距離を何度も練習して自信をつけ、少しずつ距離を伸ばしていくのが良いでしょう。ソレンスタム選手も同様のアドバイスをしています。