現在では、自分のスイングをスマホやデジカメで撮影するのは当たり前になりました。
一般的になったスイング撮影&セルフチェックですが、何も考えず撮ってしまうと、せっかくの動画が役に立たないことも。
撮影および動画チェックの際のポイントを紹介します。
(このコンテンツは雑誌「ALBA TROSS-VIEW (アルバトロス・ビュー)」 2012年 6/28号(Amazon)26~27ページを参考にしています)
カメラはアドレス時の手元の高さに固定する 映像で見るポイント3つ
撮影する際は、ゴルファーの右側(飛球線後方)からカメラを向けるケースが最も多いでしょう。
この場所からだと、スイングプレーンや上体の前傾角度、シャフトの傾き具合などあらゆる重要ポイントをカバーできます。
スイング動画を撮影するなら、まずはここから撮るのがおすすめです。
カメラは必ず(グリップしている)手元の高さに合わせましょう。そうしないと、スイング軌道を正しくチェックできません。
その高さで撮影した映像で注目するべきポイントは・・・
2 バックスイングの右腰の高さで手元とヘッドが重なり、トゥが上を向いているか
3 ダウンスイング開始時(切り返し時)にグリップエンドがボールを指して降りているか
・・・です。
これらがクリアできていれば、ミスショットは防げます。
アドレスで両ひじが腰骨を向いているか
アドレスで両ひじが腰骨を向いていれば、バックスイングでのフェースの極端な開閉が防止できます。
バックスイングの右腰の高さで手元とヘッドが重なりトゥが上を向いているか
バックスイングの右腰の時点で手元とヘッドが重なるということは、右腰の高さではシャフトはほとんど見えないということです。(カメラにクラブが真っすぐ向けられている状態なので)
この時点で、もしもシャフトが / こんな感じて映像に映っていたら、インサイドに引きすぎていることを意味します。
逆に、シャフトが\ このように映っていたら、アウトサイドに引いてしまっているわけです。
そして、トゥは上を向いているのが理想的です。スクエアに上がっていると判断できるからです。
切り返し時にグリップエンドがボールを指して降りているか
切り返しでは、両脇が締まっていなくてはいけません。
両脇が締まっていれば、スイングがオンプレーンに乗るのです。
それは、切り返し時点でシャフトがボールを指しているかどうかでチェックできます。
切り返し時点のシャフトは \ こんな感じであり、これがボールを指しているとは
\
。 ←ボール
こういうことです。
シャフトの方向が極端にズレていると、それは軌道のズレを意味するので、打球は曲がってしまいます。
切り返しでどうしても脇が締まらないなら、まずは左脇だけをギュッと締めてみましょう。
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自分のスイング動画をチェックするポイントは他にもありますが、とりあえずは以上の点を意識してみてはいかがでしょうか。
確認しやすいポイントなので、改善もしやすいはずです。