ヘッドアップを解消するためのコツやポイントをまとめたコンテンツは今回がラストです。
- 前のページ:ヘッドアップ解消 上体のつっこみを防ぐ
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このコンテンツでは「突っ込み」さんと「開き」さんそれぞれに効果的な練習法とヘッドアップを自分でチェックする方法を紹介します。
(雑誌GOLF TODAY 2014年 06月号38~41ページを参考にしています)
突っ込みさんには空振り打法
”突っ込みさん”には空振り打法がおすすめです。
やり方は以下のとおりです。
・ドライバーを持ち、ボールをティアップ
・インパクトゾーンでボールの真上をヘッドが通過するように空振りする
これだけ?とクレームがつきそうですが、これだけです。
空振りするだけなので簡単に見えますが、「突っ込みさん」はこれが意外とできません。
上から下にたたきつける傾向があるので、ついボールを打ってしまうのです。
ポイントは、右足前の最下点からフォローに向かってクラブを高く振り上げることです。これができれば上体が突っ込まなくなり、頭を正しく残せるようになります。
「突っ込み」さんはダウンスイングで力が入っています。
この「空振り練習」で、下から上に振る意識を持てば、フォローが大きくなり、力も出るので飛距離アップも実現します。
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開きさんには右足スリスリ打法
これは、下半身の動きを意識するための練習です。
右足のつま先がポイントです。
・通常よりもワイドスタンスにしてアドレス
・フィニッシュではアドレス時の半分のスタンスになるよう、右足つま先を左足方法に寄せる
これにより、体重が左足にしっかり乗り、上体の早い開きや起き上がりを防止できます。
クラブより先に体を回し、腰の回転スピードを上げながら右足つま先を擦ります。下半身を先行させることで、上体の開きは自然と修正されます。
・軸をキープしながら、ダウンスイングで腰を少し左(目標方向)にスライドさせる
・左腰を体の左の壁にぶつける
といったイメージを持つのも有効です。
腰をうまく使って下半身のスピードを上げれば、頭が正しく残り、ヘッドスピードも上がるのです。
次に、ヘッドアップをセルフチェックするための、自宅でできる簡単ドリルを紹介します。
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ヘッドアップセルフチェック法:鏡を使う
鏡を使ってヘッドアップをチェックする方法です。
・体の正面に鏡(30cmくらいの卓上ミラー)を置く
・鏡の真ん中に頭が収まるようにアドレス
・バックスイングでも頭が鏡の中に収まっていればOK
・インパクトで頭の位置や顔の大きさがアドレスと変わっていなければ、ヘッドアップしていない証拠
・フォローでは頭を無理に残す必要はないが、多少位置がズレても頭が収まっているのが理想
この練習では、突っ込みさんは顔が鏡の中から消えてしまい、鏡の中の自分と目を合わせられません。
また、開きさんは鏡の中に頭があっても、顔の向きがずれたり、顔の大きさが変わってしまいます。
ヘッドアップセルフチェック法:クラブを短く持ち膝立ちでスイング
ヒザ立ちでボールを打つと背骨の前傾角がキープでき、頭が上がらなくなります。
クラブをごく短く持ち、ヘッドが床をギリギリ触れるようにスイングします。
新聞紙を丸めたものをクラブの代用にしてもOKです。
ヘッドアップセルフチェック法:左手を壁に当ててチェック
左腕を水平に伸ばすと手が壁に当たる位置に立ってアドレス。
そこから左腕を振って、もう一度壁に触れてみます。
これが・・・
「突っ込み」さんでは、左手の甲が壁に強くぶつかってしまい、「開き」さんでは、体重が右足に残って体が起き上がるため、左手が壁に届きません。
ヘッドアップセルフチェック法:頭を壁につけて回転
頭を壁につけてアドレスし、頭が離れないようにその場でシャドースイングします。
前傾角のキープと軸回転のスイングが身に付きます。
以上で、ゴルフ・トゥデイさんのヘッドアップ防止特集のまとめは終わりです。
ついついやってしまうヘッドアップですが、注意するポイント自体はそれほど難しくありません。
日頃の練習でも意識してみてください。
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