アイアンの打点とフィニッシュで垂直になるクラブ 打音についてもに続き、アイアン上達必須テーマのまとめです。
このシリーズは今回で最後です。
(第一回はアイアンの常識 目とボール 頭の位置 打点です)
手嶋多一プロ、矢野東プロが解説されています。
必須テーマ5 グリップエンドがボールを指す
手嶋多一プロの解説です。
「グリップエンドがボールを指すようにクラブを下ろしてくる」とは、レッスンでもしばしば強調される。
スイングプレーンをきれいになぞると、ダウンスイングでグリップエンドがボールの辺りを指す。つまりその形ができていればオンプレーンで下ろせているということ。
グリップエンドがソッポを向いていたら、クラブは寝て下りてきて、ダフリ・トップなどいろんなミスの原因になってしまう。
クラブが立って下りてくれば、ボールを上からダウンブローに打ち込めるので、しっかり球をつかまえられる。
ダウンスイングで深いタメを作れるので結果的にヘッドが走ってインパクトを厚くでき、スピンのかかった強い球を打てる。
手嶋プロのさらに詳しい解説です。
グリップエンドが球を指すことによる効果は?
・効果1 ダウンブローに打てる
クラブが立って下りてくれば、ダウンブローに上から打ちこめる。ロフトが立って当たる。
・効果2 インパクトを厚くできる
タメが生まれて、結果的にヘッドが走り、インパクトで球を押し込むような強い当たりになる。
・効果3 オンプレーンに下ろせる
グリップエンドがボールを指していれば、オンプレーンに下ろせているということ。
・その他注意点
・アドレスで構えた位置に手元を戻してくる意識が大事
・手元が浮いてしまうとプレーン上から外れてしまうので、あらゆるミスの原因になる
・手は体のそばに下ろす
・左右のわきが開いたりして手が体から離れると、グリップエンドはそっぽを向いてしまう
・わきを絞るように下ろしてくる
必須テーマ6 左足体重でインパクトではハンドファースト
矢野東プロの解説です。
「アイアンマン」になるために絶対に欠かせないのがこの左足体重でハンドファースト。これができないと厚い当たりは生まれない。
バックスイングで右足に移った体重を、ダウンスイングで左サイドに戻してくる。アドレスで構えた位置に戻り、さらにハンドファーストが強くなって当たる。
GOLF DIGEST (ゴルフダイジェスト) 2012年 12月号30~31ページを参考にしました。
以上で「『アイアンマンへの道』6つの必須テーマ」紹介は終わります。大変ためになる特集です。
機会があったらGOLF DIGEST 2012年 12月号を手にとってみて下さい。