ディボットとは、アイアンショットなどで、えぐるように芝が切り取られた跡のことをいいます。
ドライバーショットはバッチリだったのに、セカンドショットがディボットから、というときはガッカリするもの。
それだけに、ディボットにボールが入った時はまず落ち着かなくてはいけません。
このコンテンツでは、ディボットおよび林からの脱出法についてまとめています。
ディボットからのショット 選択クラブ
落ち着くことが大事なのは、「難しい」という先入観から不安を感じながらアドレスに入ると、テークバックが早くなったり、余分な力が入ったりして大きなミスを誘発しかねないからです。
ディボットに入ったボールを打つ際は、とりあえず7番か8番のアイアンを選びます。
ディボットの深さによってはロングアイアンなども使えますが、自信が無ければ残りの距離にかかわらず7番か8番のアイアンが安全です。
フェアウェイウッドはシャローフェースタイプでない限り難しいでしょう。
スイングはV形軌道を意識する必要があるのでダウンブローに振り下ろし、打ちこむ意識を持って鋭角気味の軌道でフィニッシュします。
ディボット跡でのショットのポイントを挙げます。
・スタンスも飛球線に対して平行でよい
・クラブはやや短めに持つ
・ボールはスタンスのセンターよりもやや右へ
(これによりスイングの最下点手前でボールをヒットできる)
・重心は7割ほどを左足に
・バックスイングではコックを早めに使ってもよい
・思い切りよく、コンパクトにスイングする
・スイング中はヒザに緊張感を与えておく
動揺することなく、「ディポットでもセンターに止まったからラッキー」と考えて、平常心を保つのが大事です。
ちなみに寒い冬の時期は芝が成長しなくなるので、ディボット跡が目立つようになります。
林の中から出す際のクラブ選択とスイング
ドライバーショットを林の中に打ち込んで、とりあえず真横のフェアウェーにしか出せない、という状況を想定してみます。
フェアウェーまでの距離が20~30ヤードというケースでは、クラブは何を選択すれば良いでしょうか。
距離だけを考えればAWやPWあたりが選択肢になりますが、6~8番のアイアンも場合によっては有効です。
6番は木の枝が低いときの選択クラブです。
このようなロフトの少ないクラブを使って確実に20~30ヤード先を狙うわけです。
ロフトの多いAWやPWではダフってしまう確率も高くなります。
その際のスイングではクラブを短く持ち、ボールは右足よりの位置。テークバックではコックをほとんど作らず、フィニッシュを低くして打ち出します。
こうするとジャストミートの確率が増し、方向も安定します。
林からのショットのクラブ選択についてはこちらもご覧ください。
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林からの脱出にはどのクラブ?ドライバーと打ち方
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