前ページに続き、雑誌「Golf Today」2014年4月号の特集「チーム芹澤 ヒミツのドリル」のポイントをまとめます。
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芹澤信雄プロ下半身主導で飛距離アップ練習法
このページでは、2012年賞金王・藤田寛之プロの「タチの悪い曲がりを解消する右手一本打ち練習法」を紹介します。
藤田プロは、この練習法について
プロでもたまに大曲がりすることがある。そんな時はこの練習で直すんです。これができればドライバーでのOBも激減する。
と語っています。
その練習法の具体的なやり方は以下のとおりです。
・ボールはドライバーと同じ高さにティアップ
・ボール位置はスタンス(肩幅の広さ)の中央
・直立して、体の中心に右手で握手をする形を作る
1 クラブのヘッドを感じるようにクラブを握り、ヒザを軽く曲げ、脚の付け根から上体を前傾させてクラブをボールに届かせる
2 テークバックでは、目標の反対側に胸を向けるよう右に回し、その反動で右腕を動かす
3 胸の前に常に右手があるように上体を回しながらダウンスイングからインパクトへ
4 フォローでは胸を左に回しながら右肩を目標に向ける
5 胸、腰が目標に真っすぐ向いている
・右手は体の中心から外れないのがポイント
・右手と体の動きは一体感を持って振る
・慣れないうちは、左手で右手を支えると楽に打てる
・ボールだけを真っすぐ50ヤード飛ばせればOK
藤田プロは、コースで曲がりが大きくなってきたと実感したときに、練習場でこのスイングを行っています。
一般ゴルファーも打ちっぱなしでできる練習法なので、「どうも曲がってしまう」と感じたときは、一度実践してみてはいかがでしょうか。
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