「ゴルフはメンタルなスポーツ」とよく言われます。
「いかに平常心を保つか」はプロにとっても大きなテーマになっています。
このコンテンツでは、ミスをした後に平常心を保つため、プロが実践したエピソードをまとめています。
上田桃子プロ 自分でバッグからクラブを取り出す
2010年の4月に熊本で行われた西陣レディースの初日、上田桃子プロは11番までに4バーディーを取っていました。
しかし13番のグリーンでは8メートルを3パットしてしまい、この日初めてのボギーを叩いてしまいます。
上田プロいわく「カーッときて、体が熱くなるのがわかった」そうで、こうした精神的な乱れでスコアをガタッと落としてしまうことがこれまでに何度もありました。
これは上田プロの悪い癖であり、本人も自覚しています。
いつまでも同じ失敗を繰り返さないため、続く14番ホールのティーショットで「ある儀式」が行われました。
それは・・・
清水キャディがドライバーを渡すのではなく、
上田プロが自分でバッグからドライバーを取り出し、カバーを外し、使う
というもの。
そのおかけで、ショットは何事も無かったようにフェアウェーをとらえます。「儀式」により、乱れた心を平静に保ち、良いショットを打つことができたのです。
つい平常心を失ってしまう、という方は何かの儀式を実践するのもアリではないでしょうか?
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チップ・ベック選手 ミスショットの後の一言
ラウンド中に平常心を失い、ショットが崩れるのはよくあることです。
チップ・ベックというプロゴルファーがいます。
日本ではあまり知られていませんが、ジョージア大学時代にはオールアメリカンに選ばれ、PGAツアーでは88年、90年、92年と優勝しています。
スーパースター、というわけではありませんが、安定したプレーをすることで知られた選手です。
そんなベック選手は、ミスショットすると
「これだからゴルフはやめられない!」
つぶやいていたそうです。
そのためか、ミスショットを後に引きずらず、ゴルフが安定していたのです。
アマチュアがミスショットをした際にも、平常心を保つため、つぶやきなど何らかの儀式を行うのも良いのではないでしょうか。
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