前ページ「練習場ではできるのにコースでできない」を解消する「リンク状態」に続き、より具体的なやり方やその狙いを紹介します。
石井忍コーチの著書「スコアの壁を破る!自分のスコアの見直し方」24~27ページから一部を抜粋して紹介します。
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スコアの壁を破る! 自分のゴルフの見直し方
練習でもプレッシャーを感じることが「リンク状態」のキモです。
コースで受けるプレッシャーを練習場でも 条件を設定する
まずは簡単な条件を設定します。
練習場のポールとポールのあいだをフェアウェイの幅と想定して、ドライバーの練習をします。距離表示の看板のあいだでもOKです。
実際に試してみると、いつもの練習で打っているドライバーショットに比べて、プレッシャーを感じられるのではないかと思います。
設定を細かくして実際のコースで要求される条件に近づけると、「リンク状態」がより強くなります。
練習をより効果的にするために、打ってはいけない方向を決めておきましょう。
例えば、ポールとポールのあいだにボールがいけば、フェアウェイキープで100点。ポールの右に外すのはラフなので60点。しかし、ポールの左はOBが近いので、0点といった具合です。
この場合だと、真ん中を狙いつつも、絶対に左だけはいかないような狙い方やスイングになります。
実際のコースでは、ほぼすべてのホールでそうした条件が問われているはずです。
右はいいけど左はダメ、とか右のラフからはグリーンが狙いづらいので左目狙いといったショットがつねに要求されています。
練習でもそうした条件をつけることで「リンク状態」を作ることができるというわけです。
こうした練習を続けていくと、あることに気づきます。
この練習を繰り返すと、必ずしも渾身の当たりである必要はなく、飛距離はそこそこでもいいので、ある程度狙った方向に飛んでくれることが重要になることがわかります。
バカっ飛びしてほんの少しボールの左右に外してしまうよりも、力のないスライスボールであっても、ポールのあいだにティーショットを置ける方がスコアメイクには有利なのは言うまでもありません。
上級者であれば、右のポール方向に打ち出して、ドローでフェアウェイに戻したり、逆にスライスボールを左から打ち出してフェアウェイに打つ練習も効果的です。
その場合も、ボールが行ってはいけない場所を想定しましょう。ドローがかかりすぎて左に外してしまっては、それはミスショットです。つねに条件をつけながら打つことで、コースに使える技術が養われます。
こうした練習の目的は、プレッシャーを受けることです。
そのために、さらに条件を加えてみましょう。
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厳しい条件をクリアできるとコースでの自信につながる
さらに厳しくするため、こんな条件をつけてみましょう。
ポールとポールのあいだの仮想フェアウェイの幅に、何度も連続で打っていきます。
そして自分のレベルに応じて、連続で仮想フェアウェイの幅に打つ数を決めてみましょう。3球連続でもいいですし、ある程度実力のあるゴルファーであれば、5球連続や10球連続で打つと決めます。
もし、5球連続で決めてから、4球成功したとすると、その後の5球めのショットには少なくないプレッシャーがかかるはずです。
これが「リンク状態」ということです。
次に放つ5球目のショットには、狭いホールのティーショットをするときに感じるようなプレッシャーを感じます。
※管理人注:下関連記事の「手嶋多一プロ 過酷なパット練習法」もご覧ください。
キツい条件であるほど、クリアした時の自信がコースで活きてきます。
「シビれる」という表現がよく使われますが、上半身の力みであったり、心拍数が早まったり、いろいろな形で自分の心の緊張が現れるばすです。
心がキュンと締められるような、その瞬間のプレッシャーを受け入れてショットすることが、この練習の重要な目的です。
そして5球目が成功できたなら、本番にも通用する技術になります。その自信の芽生えが、ゴルフの壁を破る鍵にになるのです。
プレッシャーを受けながらの練習は、他の競技でも実践されています。
オリンピックのメダリストでもあるアーチェリーの有名選手は、練習でもガタガタと震えてしまうほどのプレッシャーを自分にかけることが出来るといいます。
プレッシャーをかけることが出来るというのは、一見おかしな表現にも思えますが、意図して強いプレッシャーをかけて練習を行うことで、本番で襲いかかってくるプレッシャーをコントロールするトレーニングを行っているのです。
ここまでは「プレッシャー」と書いてきましたが、「やりがい」「遊び心」としてもそれほど違わないでしょう。
※参考:「本当に仕事ができる人は…」平尾誠二さんと藤田寛之プロの共通点とは?
次に練習場に行った際は「条件」を設けてみてはいかがでしょうか。
石井コーチにはこんな著書もあります。
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