セパレート状態の練習も必要 石井忍コーチ コンテンツでは、セパレートな練習の意義を紹介しました。
このコンテンツでは、石井コーチが勧めるセパレート練習のひとつをまとめます。
※「セパレート」って何?というあなたは「練習場ではできるのにコースでできない」を解消する「リンク状態」をご覧ください。
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スコアの壁を破る! 自分のゴルフの見直し方
石井コーチの著書「スコアの壁を破る! 自分のゴルフの見直し方」65~71ページから一部を抜粋して紹介します。
力感をコントロールする練習を フルショットを打つ場面は少ない
石井コーチが勧めるセパレート練習、それは力感コントロールです。
質の高い「セパレート状態」での練習。まずは力感のコントロールです。
皆さんは、練習場でボールを打つとき、何%くらいの力で打っていますか?考えたこともないゴルファーが大半でしょうが、大多数の方が100%のフルショットで打っているものと思います。
120%の全力でドライバーを振りまわすことはあっても、同じ番手でいろんな力加減で打つことはほとんど無いでしょう。
結論から言って、フルショットはほぼ必要ありません。
しかし、実際のラウンドでは100%のフルショットが必要なことはほとんどありません。
プロは、状況によっては100%以上の力を出す局面がゼロではありません。トーナメントの優勝争いのなかで、スコアを伸ばしたいパー5のティーショットで飛距離を出したいときなどです。
しかし、アマチュアの方の場合、フルパワーで打つことはスイングも崩れやすく、大きなミスに直結します。
ゴルフで100%のパワーはほぼ必要ない、まずこれを覚えておいてください。
なので「100%」以外のショットの練習が必要なのです。
この力感をコントロールする練習は、身体の力感を小さくしたり、大きくしたりしながら、ボールを打ってみる練習です。50%と決めたら、フルパワーの半分くらいの力感で打ってみます。
スイング幅を小さくするのではなく、あくまでもフルショットの大きさで打つのがポイントです。
結果的にトップやフィニッシュが小さくなることはありますが、なるべく同じ大きさのスイングで力感だけを変えて打ちます。
クラブは7番アイアンくらいが良いでしょう。しかし、どの番手でも効果があります。ウェッジのコントロールショットが苦手な人はウェッジでも練習してみましょう。
次に力感コントロール練習のやり方を紹介します。
力感コントロール練習のやり方 力感を上げていく→最後は組み合わせ
石井コーチが勧めるやり方は以下のとおりです。
練習のしかたを説明します。
練習場のマットにボールを縦に3つ並べます。そのボールを3つの異なった力感で連続して打ってみます。
手前のボールから、20%の力、50%の力、80%の力でそれぞれ打ちます。スイングはフルショットと同じ振り幅で、力加減だけを調節します。
もちろん、この20%や50%といった数字はイメージ上だけのもの。練習の目的は、スイングの力感をコントロールする感覚を身につけるためのものです。
「弱めに打つ」のが意外と難しいのは理由があります。
まず、20%の力感で打つのですが、ドリルを行ってみると、意外にこれが難しいことに気づくはずです。おそらく100切りレベルのゴルファーでは、ちゃんと打つこともままならないのではないでしょうか。
その原因は、腕主体のスイングをしているために、インパクト前後での力のコントロールが難しいことと、スイング軌道が不安定なことです。
力感をコントロールして打つには、手打ちにならず、ボディ主体のスイングにする必要があります。
他の練習と組み合わせて、手打ちスイングを卒業し、再現性の高いボディ主体のスイングに変える意味でも重要なドリルです。
以後は力感を上げていきます。
手前のボールを20%で打ったら、次は50%の力感。そして、80%の力感で続けて打ちます。
50%でも上手く打てれば、それなりに距離が出ることに気づくでしょう。
ゴルフスイングに力みは必要ないことがわかるはずです。80%の力感で打てれば、いつもよりもバランスよく、余裕を持ってフィニッシュがとれたスイングになるでしょう。
これが、フルショットのスイングです。
80%の力感で打った距離を、自分のフルショットの距離として把握しておきましょう。
最後は全ての力感を組み合わせてみます。
3球連続で、20%、50%、80%の力感で打つ練習に慣れてきたら、一球ごとに力感を変えながら打ってみましょう。
例えば、30%の力感で打ったら、→60%→15%→50%→20%と次々と力感を変えてショット練習します。
頭に思い浮かべた力感をスイングで表現できるようになれば、しめたもの。スイングが安定し、コントロールショットの精度も格段に向上します。
特に、小さな力感のショットが難しいので、ボディ主体のスイングでゆっくり振って、インパクトが必要以上に強くならないように練習します。
これは難易度が高く、慣れていないと頭と体が混乱しますが、実戦のいろんな場面で役に立つ技術です。
中上級者であれば、実戦でも大いに活用できます。
例えば、9番アイアンの距離を低いボールで打ちたいとき、番手をあげて、8番アイアンで60%の力感で打つことで、弾道の高さをコントロールできます。
プレッシャーを感じて、肩や腕に力が入っているときは、意図的に60%や70%くらいで、少し抑えた力感で打つことで、緊張や力みを和らげる効果もあります。
実戦でも使えるようになるためにも、練習場でコントロールしたショットをしっかり行いましょう。
力感コントロールは練習場でもバリバリ実践できる練習法です。
良さそうと感じたら試してみてはいかがでしょうか。
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