岡本綾子プロのいわゆる「日本決別宣言」について、雑誌週刊現代 2015年1/24号(Amazon)に記事かありました。
 
1983年の新年早々、岡本プロが米国ツアーへの完全参加を表明します。


 
それだけでも日本のゴルフ界に衝撃を与えたのですが、その表明に伴う岡本プロのコメントがさらに議論を呼びました。
 
このコンテンツでは、この件に関する「週刊現代」とウィキペディアの記事をまとめています。内容の微妙な違いに注目してください。

週刊現代「協会の無神経さに嫌気がさした岡本プロ」

「週刊現代」は以下のように伝えています。

「日本にもう未練はありません。私は、旧態依然とした日本女子プロゴルフ協会を見捨てたんです」
 
岡本がここまで協会を非難するのには理由がある。
 
「昨年、プレー中に膝の痛みが悪化して棄権を申し込んだ時、競技委員会は『棄権は認めない。スポンサーにどう説明するんだ』と言ったんです。選手の立場に立って考えることをしない協会に失望すると同時に、情けなくて涙が出てきました

協会の無神経さに岡本プロが嫌気がさして、日本のゴルフと決別した、と解釈できる内容です。
 
しかし、ウィキペディアの岡本プロのコンテンツを見ると、印象がかなり違います。こちらも引用させていただきます。

Wikipedia「前例の無い事態で協会と揉めた」

ウィキペディアではこのように解説されています。
 
Wikipedia 岡本綾子
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E7%B6%BE%E5%AD%90

岡本は所属先の大和紡を通じて日本女子ゴルフ協会に「アメリカツアー挑戦」と「国内試合の大部分欠場」の了承を求めた。
 
それまで選手がアメリカへ行ったきりになって帰ってこないという所謂、LPGAツアー、フル参戦の表明などした者はなく、岡本の申し出は前代未聞のものであり協会側と揉めた。
 
さらに「岡本綾子、アメリカ常駐へ」と新聞がスッパ抜くとマスメディアも大きく取り上げ、プロゴルフ界全体を巻き込み騒然となった。
 
ほとんどのマスメディアは岡本のフル参戦を後押しする報道を行ったが、協会側の見解が出ないままに渡米した岡本のあとを追うように、ある週刊誌が岡本のインタビューを歪曲して『岡本綾子激白、さよなら日本!女子プロゴルフにもう愛想がつきました』という記事を掲載しセンセーションを巻き起こした。

この「ある週刊誌」が「現代」を指すのかはわかりませんし、岡本プロがその旨の発言を実際にしたのかも真偽のほどはわかりません。
 
しかし、いま岡本プロは日本で数多くの若手を鍛え、養成しています。「岡本門下生」の若手プロはいずれも実力者であり、試合でも結果を残しています。
 
日本女子プロゴルフ界の未来を担う後進を育成しているという実績がある以上、岡本プロの過去の発言などはすでにとるに足らないことなのかもしれません。

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