当サイトが、どれくらいの年代の方に多く閲覧されているか、正確に把握することはできません。
しかし、「若い頃ほど体が動かなくなった」と感じる年齢層も一定割合を占めているのは間違いないでしょう。
体が硬くなる、踏ん張りがきかなくなるなど、加齢と共に「昔と違う」ことがあれこれ出てくるものです。
これはプロも例外ではないようです。
雑誌GOLF TODAY2017年8月号に、「藤田寛之直伝 加齢ゴルファーお助けマル秘テク」という特集がありました。
年齢とともに起きる体の変化に、プロがどう対応しているのか、そのポイントを抜粋して紹介します。
藤田プロと芹澤プロ 年齢を感じる時 一番影響するのは?
ゴルフトゥデイの記事は、藤田プロと芹澤信雄プロの対談で始まっています。
プロがどういう場面でトシを感じているかがよくわかります。(以下敬称略)
芹澤 40代後半を迎えて、ゴルフの調子はどうですか?
藤田 疲れが残るというか、体が痛いですね(苦笑)。40半ばくらいから年齢を感じ始めました。
芹澤 僕もその頃かな。急に下半身の踏ん張りがきかなくなるよね。腕の力ってなかなか落ちないんだけど、足腰は一気に弱るというか(笑)。それでラウンド前半はよくても、後半バテて、ミスが多くなったり・・・。
藤田 はい。それに体が明らかに硬くなりますね。肩甲骨とか腰などが硬くなってくると、柔軟性がないから腕力があっても飛ばないです。
芹澤 やっぱり加齢の影響って、飛距離に一番出るかもしれないね。柔軟性がないからスイングアークも小さくなって、プロアマで一緒に回る小さい女子プロにもかなわなかったり・・・。
藤田 ボクも50歳を目前にしていろいろ不調が出てきています(苦笑)。衰えた部分を補うために、いろいろ工夫してやってますよ。そうじゃないと、本当に厳しい(笑)。
芹澤 そうなの。プロでも試行錯誤してやってるわけですよ。つまり、年齢を重ねたら、これまでと同じことをしててもダメだってこと!体が硬くなったのなら体を回しやすい「アドレス」や「テークバック」を取り入れたり、何らかの工夫が不可欠!!
藤田 そうですね。例えば、右足を開くだけで体は簡単に回ります。今回はボクも実践している。”加齢ゴルファーのお助けマル秘テク”を紹介しましょう。ゴルフがラクになって、あの日のゴルフが蘇りますよ!!
トシとともに、飛距離が落ちてくるので、スイングにも力がつい入ってしまいがちですが、藤田プロは、「年代を問わず、どんな打ち方をしても大事なこと」として、
「トップからリキまないこと」
を挙げています。
「すべてのミスは方に力が入るから起きる。年代を問わず、フルスイングでもハーフスイングでも、トップからの切り返しは『お静かに!』を忘れずに」なのだそうです。
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体が硬くなっても飛ばすための工夫
芹澤プロが語られていたように、加齢の影響を最も受けるのはドライバーではないでしょうか。
「マル秘テク」の記事では、ドライバーの「お助けテク」を三つ挙げています。このコンテンツでは、その最初のひとつを紹介します。
右足を”ハの字”にする
加齢による変化で一番顕著なのは「柔軟性の低下」ではないでしょうか。体が硬くなって回りにくくなると、スイングが窮屈になります。
こういう時はいつもどおり構えてから、右足のツマ先だけ外に少し開いてみましょう。(左足はそのままです)
ハの字にするくらいのイメージでOKです。
これにより、右サイドの窮屈さがなくなって回転がスムーズになり、深いトップが蘇ります。
加齢の影響を感じていなくても、体が硬いゴルファーは試しに実践してみてはいかがでしょうか。
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